ユニオンジャックカントリークラブ

札幌地裁で５月２１日から６月４日に先着順特別売却となった北海道の２コースの内、ユニオンジャックＣＣ（１８ホール、勇払郡安平町）が「１億４７１４万７２００円」で法人に売却された。

落札額は売却基準価格１億８３９３万４０００円の８掛けに当たる買受可能価額と同じだった。

今のところ、落札した企業名は明らかではないが、通常通り営業を続けているという。

＝ゴルフ特信　提供＝

過去の競売で入札者がなかった北海道の２コースが、札幌地裁で再び競売広告された。

１つはユニオンジャックＣＣ（１８ホール、勇払郡安平町）で、事件番号は「平成１９年（ケ）７８０９号」。

「平安町富岡４２４の５外」の土地面積約９２万２４３７平方メートルと、建物（３０４５・３４平方メートル＝平成３年１０月築）が競売対象で、備考に「土地権・地役権の設定あり、占有者（所有者・債務者）あり」などとなっている。

売却基準価額は「１億８３９３万４０００円」。

もう１つはイアン滝川ＧＣ（１８ホール、樺戸郡新十津川町）で、事件番号は「平成１９年（ケ）２００４０号」。

「新十津川町字総進１５４－４０外」の「土地面積１２７万７２３０平方メートル」と「クラブハウス建物面積１３２７・６６平方メートル＝平成５年６月築、他倉庫＋休憩所、機械室」、備考に占有者あり等となっている。

売却基準価額は「６９４７万１００円」。

入札期間はともに５月８日から１５日で、５月２０日開札、売却決定日道２６日、特別売却期間は５月２１日から６月４日。

ユニオンジャックは昨年１２月に売却基準価額２億６３５５万円で、イアン滝川は昨年１２月に９９６４万１００円で競売となったが入札者がなかった。

今回は売却基準価額が３割程度下がった。

なお、ユニオンジャックは今期４月４日から、イアン滝川は４月２５日から営業を始めている。

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平成１９年１０月に競売になったものの「取消」となったユニオンジャックカントリークラブのコース用地およびクラブハウス等の競売が再び実施されていることがわかった。

今回は裁判所が札幌地裁となり、事件番号は「平成１９年（ケ）７８０９４号」に変更となった。

「勇払郡安平町早来富岡４２４－５外」の土地面積約９２万２４３７平方メートルと、建物（３０４５・３４平方メートル＝平成３年１０月築）等で売却基準価額は「２億６３５５万円」。

１２月１７日に開札されたが入札者がなく、１２月１８日から今年１月８日までが特別売却期間となった。

ただし、売却基準価額は前回と同じなため、売却先が決まらない公算が大きい。

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コース用地及びクラブハウス等が売却基準価額約２．６億円で競売にかかっていたが、１０月１７日に札幌地裁苫小牧支部で開札があり、同物件は競売が「取消」となっていたことが明らかになった。

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コース用地及びクラブハウス等が札幌地裁苫小牧支部で競売にかかった。

事件番号は「平成１８年（ケ）９４号」で、ＪＲ室蘭本線早来駅西１．２キロの「勇払郡安平町早来富岡４２４の５外」の土地面積約９３万７６７７平方メートルと、ＲＣ造り２階建て建物（３０４５．３４平方メートル＝平成３年１０月築）で、備考に「地代滞納あり、地上権の設定あり、占有者（所有者・債権者）あり」等となっている。

目安となる売却基準価額は「２億６３５５万円」（計算上の買受可能価額は２億１０８４万円）で、入札期間は１０月５日から１０月１２比、開札は１０月１７日、売却決定期日は１０月２４日。

入札がなかった場合の特別売却期間は１０月１８日から１１月１日となっている。

平成１２年３月には一時競売開始決定となり（その後取り下げ）、昨年１２月１２日には北海道胆振支庁からの差し押さえの他、債権者の申立てで札幌地裁苫小牧支部で不動産競売開始決定が出ていた。

ゴルフ場は少人数での運営ながら営業を続けていたが、今年７月５日からはライオンゲイングループが運営しているという。

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