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日本経済新聞  AGCが日本進出―兼松グループから受託―  -抜粋-

ゴルフホットラインニュース
2001年7月6日(金)

2001/7/04 日本経済新聞 朝刊 抜粋
 米ゴルフ場運営最大手

 米国最大手のゴルフ場運営会社、アメリカン・ゴルフ・コーポレーション(AGC、カリフォルニア州)が日本市場に進出、一日から兼松グループの麻生カントリークラブ(茨城県)の受託運営を開始した。
コースの買収を含め五年後に三十コースの運営を目指す。
五月に国内でゴルフ場の運営受託を始めた米国三位の会社に続く米最大手の進出で、経営不振の国内ゴルフ場を巡る運営受託競争が激化しそうだ。

 兼松とは二〇〇六年三月期まで五年弱の契約を結んだ。
固定料金に加えて営業キャッシュフローの十数%をマネジメント料として受け取る。
ゴルフ場には営業担当の副支配人、従業員の教育担当者など七-八人を派遣する。
 今後乗用カートを導入してセルフプレーを可能にするほか、曜日や時間帯別のきめ細かい料金設定で集客増につなげる。
麻生カントリーは二〇〇一年三月期まで六期連続の営業赤字だが、早期の黒字転換を目指す。
AGCは米国を中心に三百三十コースの運営を手掛ける。
日本では運営受託や買収に向け、現在四、五コースを調査中という。
 米三位のトゥルーンゴルフエルエルシ-(アリゾナ州)も五年後までに二十コース以上の受託を、ミサワリゾートも受託先を現在の十四コースから、二〇〇三年度末までに三十コースへの拡大を見込んでいる。

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