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ゴルフ会員権相場が底離れの兆しを見せている。
日本経済新聞社が全国主要510コースを対象にまとめた会員権指数は横ばいだった先週をはさんで10週連続で上昇した。
金融機関をはじめ企業による売り圧力が弱まり、個人の購入が増えているためだ。
ただ1年前の指数に比べると11.83ポイント下回る低水準で、相場の本格回復にはなお時間がかかりそうだ。
今後は企業が決算対策で会員権を手放す方向に動くかどうかが注目点になる。
円高などで企業業績が悪化する懸念もあるが、個人の動向について相場は底堅く推移すると関係者はみている。