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◇16年連続の減少、東7件減の37件、西は4件減の27件別では千葉16件、北海道6件、福島と兵庫が5年ぶりに新規1ヶ所が着工、今年開場予定は2コース認可未着工10件減の37件、事業廃止はこの半年で11件◇
ゴルフ特信が4月中旬段階で集計した全国建設中ゴルフ場は64ヶ所で、前年同期より11ヶ所の減少となった。
塩漬けになった計画の開発断念、事業廃止が進み減少したものだが、久しぶりに新規ゴルフ場計画1ヶ所が着工、また新設ゴルフ場も2年連続で誕生する可能性も高くなっている。
建設中ゴルフ場を都道府県別にみると、トップは今年も千葉県で16ヶ所となった。
次は北海道の6ヶ所で、2桁は千葉県のみ。
以下、福島・兵庫4ヵ所、栃木・鹿児島3ヶ所等となり、前年同期より2県少ない25都道府県で建設中を数えた。
東西に分けると、東日本は7ヶ所減の37ヶ所、西日本は4ヵ所減の27ヶ所となった。
認可済み未着工コースは、前年同期比10ヵ所減の計37ヶ所(東15ヶ所で7ヶ所減、西22箇所で3ヶ所減)となり、平成9年から11年連続の減少。
都道府県別では和歌山4ヵ所、北海道・茨城・千葉・大分3ヶ所などとなった。
この半年間の事業廃止・許可返上等のゴルフ場計画数は、計11ヶ所(東6ヶ所、西5ヶ所)となった。
内訳は認可未着工から5ヶ所、建設中から6ヶ所となった。
新規許可・着工案件では、千葉県で千葉市の市民ゴルフ場が着工し平成14年以来、5年ぶりに新規計画が建設工事を始めた。
同計画は新規許認可でも平成13年以来となる。
一方、今年はバーデンCCえぞ富士C(北海道)と神戸CC神戸C(兵庫)の2コースがオープン予定、2年連続で新設コースが誕生する可能性が高まっている。
20年も今のところ5コースがオープンを目指している。
この5コースがすべて千葉県。
その他、大半の計画が建設を中断中だが、再開の動きがあるのも千葉県となっている。
=ゴルフ特信 提供=