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◇すでに国内企業2社が打診、周辺のリゾート化目指す◇
宮古島市は、平成14年に開場した私営パブリックのサシバリンクス伊良部(9ホール、沖縄県宮古島市、経営=宮古島市公共施設管理公社)の売却を含めた再建策を検討する委員会を5月21日に設置。
下地島(全て県有地)にあり、伊良部町(当時)が企業債を起し開発。
今年度から企業債の償還が始まることや、ゴルフ場の経営が赤字になっていること、同市の財政が厳しいことなどから見直しをせまられていた。
市では、閉鎖や経営再建を含め検討し、国内企業2社が同ゴルフ場に注目。
周辺の宿泊施設を含めリゾート基地として開発、ゴルフ場も活用する意向を示していることから売却も選択肢として検討するとしている。
買収を検討している2社の内、1社はゴルフ場も経営し、視察なども行っているという。
年間来場者数は、平成18年度、約6800人。
来場者の大多数は冬眠(人口約6500人)で、島外から冬季滞在する人が利用する程度で、観光客(那覇空港から16人乗りの飛行機が日に1便運行)の利用は数少ないようだ。
ただ、中高生に対しては、無料でプレーを提供しており、学校が授業の一環で利用するなど、ゴルフ振興に協力している。
=ゴルフ特信 提供=