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PGGIHが配当実施へ、経営戦略もG場規模の拡大から運営重視に一部転換か

ゴルフホットラインニュース
2008年6月6日(金)

PGGIH(株)(パシフィックゴルフグループインターナショナルホールディングス(株))は、株主配当を実施すると5月26日に発表。

PGGIHの発表によると普通配当を年2回実施し、初の配当は6月30日付けで株主名簿に登録されている株主が対象者となる。
今回の配当時期は会計監査終了後で、1株当たり1250円を配当する。
同社の昨年12月末の発行済株式数は118万659株同社の設立母体であるローンスターグループが過半数の株式を保有)なので、総配当額は14億7582万円余となるようだ。
次回の配当も1250円を予定しており、年間配当額では約30億円にもなる。
一転して配当を決めたのは1つの理由としてライバルであるアコーディアと株価が拮抗しており、株価で優位性を維持したいという思惑があるようだ。
これまでは、ゴルフ場を買収することで事業の拡大を図っていた両社だが、複数のゴルフ場を一気に放出する企業や営業的に成り立つゴルフ場の売り物件は減少したことから、このような拡大政策の実施が難しくなっている。
今後、両社はゴルフ場の運営・営業による利益確保をより重視する経営戦略に移行しつつあるようだ。
このため、プレー料金を含む収入源のさらなる見直しや、経営の合理化、不採算ゴルフ場の売却などが盛んになるとみられる。
=ゴルフ特信 提供=

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