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貴重品ロッカー荒らしやクラブ盗難が関東で多発

ゴルフホットラインニュース
2008年10月28日(火)

関東で、貴重品のロッカー荒らしや、ゴルフクラブの盗難が再び増加傾向にあることがわかった。
一時は下火になっていたというが今年に入って増加している。

千葉県ではゴルフ団体総合事務所が盗難事故発生件数を調べており、1~6月は計4件で7~8月はゼロ件、9月は6件に増加。
平成16年から発生件数推移は16年7件、17年1件、18年5件、19年2件となっており、2桁を数えることはなかった。
しかも、1件(1日にゴルフ場)でゴルファー5人が被害に遭うなど、被害者数は発生件数を
上回り、被害額が100万円以上となった被害者も複数いる。

狙われるのは旧型のロッカーで、生体認証機能やICチップを使用したロッカーの利用者は被害に遭っていないようだ。
昨年までは件数が少なく、団体事務所は各ゴルフ場に注意するよう呼び掛けている。

ゴルフバッグ・クラブの盗難は、16年15件、17年8件、18年3件、19年9件となっているが、20年は1~6月末までに13件発生し、これも増加傾向だ。
最近の手口は、キャディバッグからクラブを抜き取るだけでなく、試打クラブやレンタル・クラブの盗難も多いという。
「借りたい」として乗用カートのセルフでラウンドし途中のホールで乗用カートを置き去りにして逃走するケースさえあるという。
当然、プレー代も払わず予約リストにある住所等もデタラメだったという。
このため総合事務所では、クラブの貸し出しの際は身分証明等で本人を確認するなどの対策が必要だとしている。
貴重品ロッカー荒らしは、千葉県以外に群馬や埼玉でも多くなっているようで、警察が広域窃盗団の犯罪ではないかとして捜査しているという。
=ゴルフ特信 提供=

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