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東武鉄道(株)は、6月の土・日にゴルファー向け臨時特急「きりふり267号」を運行すると5月17日に発表、同企画は初めて。
始発駅を6線が乗り入れる北千住駅とし、同駅を6時54分に出発、春日部7時16分、栃木8時1分、新栃木8時5分m新鹿沼8時21分、下今市8時42分、終点の東武日光に8時51分に到着する。
通常の特急スペーシア「けごん1号」(浅草発7時30分~東武日光着9時16分)や東武日光・会津田島行き快速(浅草発7時10分スタート~東武日光着9時20分)よりも早い時間帯でのスタートが可能という。
運賃は特急料金含め北千住から東武日光まで2320円で、スペーシアより特急料金が200円~400円安いとしている。
「電車でゴルフ」は①時間が正確、②大人数で同一行動ができる、③座席指定でゆったり(運転の負担がない)、④社内でお酒も飲めて旅行気分も味わえる、⑤環境にやさしい――など魅力一杯と紹介している。
また沿線はゴルフ場の最寄りとなっている駅が多く、同社では「電車でゴルフ」の魅力を多くの方にPRしていきたいとしている。
ちなみに、東武グループの宮の森CCは予約制で栃木駅からクラブバスを運行、PGMグループの皐月GC鹿沼Cは新鹿沼駅から臨時特急に対応する予定だが「すでに6月の休日予約は満杯でバスの時間の変更予定はない」(鹿沼CC)、「クラブバスの時間が従来と同じ」(皆川城CC)とするゴルフ場もあり、臨時特急に対応してクラブバスが出るかどうかは各ゴルフ場に問合わせが必要のようだ。
ゴルフ場側としては、ゴルファーに選択肢が増えるのは歓迎だろうが、少なくとも1ヵ月以上前に発表をしてもらいたかったようだ。
=ゴルフ特信 提供=