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ゴルフ場のプレー代は価格競争で極端に下がっているが、食事代も安さを売りにした話題づくりや、特別日の特典に利用する動きが出ている。
アコーディア・ゴルフは平成20年12月に朝食390円を打ち出し、今では系列コースのほとんどが導入している。
おにぎりセットを500円前後(大宮国際CCは2個セット200円)で提供するゴルフ場はままあるが、食事代も価格競争?おにぎり1個120円のG場では「おにぎりCLUB」のコーナーを設け、おにぎりを単品で提供している。
しかも1個120円とコンビニなみの価格。
このコーナーでは、とん汁105円、ゆで卵52円、小鉢(ひじき煮、サラダなど)52円、コーヒー200円などメニューを用意している。
おにぎりの具済も北海道産の鮭、博多産の明太子、千葉産のジャコなど、産地にこだわっている。
コーナーには担当者1名を配置し、来場者がトレーにとった食べ物の合計金金額をチェックし、チェックアウト時に精算する。
利用者は来場者の1割強で、レストランで食べることからついでにビールなどを注文するゴルファーもおり、同コースではこのコーナーを常設する方針という。
6月7日から「ワンコインマンデーバイキング」として毎週月曜日の昼食をワンコイン(500円)で提供しているのは塩原CC(27H、栃木)。
しかも同CCは、朝食無料バイキングを全曜日行なっている。
時間は午前7時~9時30分までで、バイキングのメニューはトースト・うどん・おかゆ・ゆで玉子・ミルク・コーヒー・サラダという具合だ。
昼食ワンコインは、この他に古川CC(18H、宮城)がセルフデーに通常メニューからの食事をワンコインで提供し、朝食無料の日も設けている。
また、奈良ロイヤルGC(18H、奈良)も昼食ワンコインの日が月2日ある。
価格競争はプレー代ばかりでなく、食事代でも始まっているといえる。
=ゴルフ特信 提供=