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ゴルファーが運転する乗用カートによる事故の報道が相次いでおり、朝日、読売、日経など新聞各社はカート事故に注目し取材を進めている。
一方で、ゴルフ場業界は以前からゴルファーが起こした事故や被害にあった事故について注視していたが、相次ぐ事故の報道もあり安全対策等を含め動きが活発化しそうだ。
昨年はカシオワールドオープンでTVクルーがカートを暴走させてギャラリーに重症を負わせ、今年は8月19日に兵庫県のライオンズCCで運転ミスと思われる事故があり同乗するゴルファー2人が死傷し、同月23日にも同CCで1人が軽症を負う事故があった。
さらに、9月6日には北海道のニセコビレッジGコースで4人が重軽傷を負う事故あった。
これらのこともあり、兵庫県ゴルフ協会支配人はカート事故防止のためにカートメーカーの担当者を講師に迎え講習会を開く計画を進めている。
東日本の支配人会は、以前からゴルファー絡みに事故を報告するように各ゴルフ場の支配人に求めているが、任意ということもあり充分な情報は集まっていないようだ。
=ゴルフ特信 提供=