太平洋クラブのスポンサー選定に米投資銀行のＧＳ参加

1次入札の結果、スポンサー候補を3社に絞り込んだ（株）太平洋クラブ外5社、その3社が明らかになった。既に報じているパチンコホール経営大手の（株）マルハンと、ゴルフ場運営大手のＰＧＭホールディングス（株）、そして米投資銀行大手のゴールドマン・サックス（ＧＳ）。ＧＳは、平成13年12月にゴルフ場経営大手の日東興業（株）の株式を取得して、日本でのゴルフ場投資に参入し、破綻したゴルフ場を次々に買収。ゴルフ場運営子会社の（株）アコーデイア・ゴルフは東証一部に上場。その後ＧＳは、平成23年1月にアコーディアの保有全株式を売却、アコーディアとの業務提携も解消し、ゴルフ場投資を完結させた。今回のＧＳによる（株）太平洋クラブへのスポンサー立候補は意外性もあり、ゴルフ場投資を本格化させる姿勢ともみられる。今後の2次入札で3社がいくらのスポンサー額をつけるかが注目される。