|
建設中の神戸カントリー倶楽部神戸コース(兵庫県)が5月9日のTBS系のニュースで『神戸のゴルフ場、届け出せずに会員権販売』として報道された。神戸CC神戸Cはマミヤ・オプティカル・セキュリティシステム(株)系列のゴルフ場。報道番組は、『法律で義務付けられている届け出をせずに少なくとも8年前から1口40万円~120万円でゴルフ会員権を販売していた』、『ゴルフ場は未だに正式オープンしておらず、購入者の一部は代金の返還を求めている』という内容で、『開発途中で兵庫県等の完了検査を終えていないにもかかわらず一部の会員のみプレーさせていて、県が今年に入って2度、行政指導を行った、経済産業省でも会員権販売について違法性が確認されれば業務停止命令を含めた措置を検討する』と報じた。同ゴルフ場計画は当初、大日本土木系列の栄開発(株)が事業主体となり平成7年11月に開発許可を取得。その後マミヤOSグループが事業を取得して会員募集を開始した。大阪市内から車で1時間以内、神戸・三宮から僅か20分以内という立地と積極的な募集などから注目を集めたが、ゴルフ場の造成工事がなかなか進まず、正式オープンには至っていない。この間に会員権販売の内覧会や試し打ち等と称して一部の会員等にプレーをさせていたようだ。同クラブでは平成23年4月末で会員募集は終了していて、この報道騒ぎを受けてマミヤOSでは『会員には書面で説明すると』としている。