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オリックス・ゴルフ・マネジメント合同会社(OGM)は5月21日、運営するオーシャンキャッスルカントリークラブにおいて、中城村と『津波時における一時避難施設としての使用に関する協定』を締結したと発表した。発表によると、同クラブが位置する中城村は沖縄本島中部の東海岸(太平洋)に面し、世界遺産『中城城跡』があることで有名。中城村の海岸から1キロ以内の範囲には海抜10メートルの平地部が広がり、住居や学校施設が点在しているため、津波発生時には高台への迅速な避難が必要不可欠で同村では、村の中央部から西側にある高台への避難路整備を進めている。同協定は、海抜40~124メートルに位置する同クラブの一部を、津波災害時に村民の一時避難先として開放するもので、同村からの要請を受け締結に至った。OGMが同協定を地元自治体と締結することは初めてのこと。