同クラブは、女性施設の充実のため、女性ロッカー室と女性バスルームの改修工事を2月2日より開始。地元業者が3月5日まで行う予定でどちらも拡張する。この期間中、利用ができないことから、女性ゴルファーにドリンクバーのチケットをサービスしている。
9コースのゴルフ場経営していた安達グループが、昨年の内に2コースを売却していたことが判明
、会員向け開放でも明らかにした。
筑波国際カントリークラブ(18ホール、茨城県)を経営する関東開発(株)は安達暁子代表が昨年10月17日に退任し、函館市在住の杉本康紀氏が代表取締役に就任、本社を「函館市本町32-27ソシアルケイオービル4F」に移転した。
また、
トーヨーカントリークラブ(18ホール、千葉県)を経営する千代田興産(株)は昨年12月11日に安達代表が退任し、函館市在住の西田啓一氏が代表取締役に就任、本社を関東開発と同じ函館市に移転。
新オーナーは函館市在住の山本淳元氏で、パチンコ店などを経営しておりゴルフ場経営は初めて。
ゴルフ場会社の株式譲渡によるM&Aで会員の預託金、プレー権、名義書換えは従来通りで運営方針も特に変更ないとしている。
本社は函館に移転したが、ゴルフ場業務の問い合せはそれぞれゴルフ場で対応。
ゴルフ場株式の売買額は明らかではないが、筑波國際CCの不動産登記によると、安達事業グループの法人が同CCの用地を担保に金融機関から借り入れていた債務計75億円は、昨年10月17日付けの債権譲渡で同CC経営の関東開発(株)が引き継ぎ、金融機関の担保権はすべて抹消された。
共同担保で債権の権利者は山本淳氏となっている。
なお、安達事業グループは今回の2コースの売却でゴルフ場は
サンモリッツCC(27H、栃木)、
プリンスランドGC(18H、群馬)など7コースに縮小。
同グループは東京デザイナー学院等の専門学校やホテルグリーンプラザ、テーマパーク等の事業を手広く展開している。
ゴルフ場はバブル期にも増やさず大衆的な運営で堅実な展開を図っていたが、最近はその路線も優位性が少なくなり、事業の見直しを始めたものとみられる。
=ゴルフ特信 提供=