16年リオデジャネイロ五輪でゴルフを正式採用
2009年10月19日(月)
10月9日にコペンハーゲンで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)の総会で、開催都市がリオデジャネイロに決まった2016年(平成28年)と開催都市未定(広島市と長崎市が共同で誘致を検討中)の2020年(32年)に開くオリンピックの実施競技にゴルフとラグビー(7人制)の両競技を採用することを正式に決定した。
IOCは8月19日に開いた理事会で両協議を候補に選んでいた。
IOC委員の投票で決めたもので、決議結果はゴルフが賛成63票、反対27票(棄権2票)、ラグビーが賛成81票、反対8票(棄権3票)だった。
競技方法は、JGA等が加盟する國際ゴルフ連盟(IGF)の案によると、男女とも73ホールのストロークプレー(4日間)で、参加選手は男女60名としている。
出場資格は世界ランキング上位15選手は無条件で出場でき、16位以下は1カ国2名まで、60名に達するまで出場できる。
今回の決定を受けて、JGA、PGA、LPGA、JGTOの4団体は各会長の連名で「この上ない喜び。未来のゴルフ界を担うジュニアゴルファーの裾野を広げるなどゴルフ界の発展に大きく寄与するものと考える。世界の舞台で活躍できる選手の育成・強化策や日本代表選手の選考のあり方などについて、ゴルフ競技4団体が連携・協力を図り計画的に対応する」旨のコメントを発表した。
ちなみに、リオデジャネイロ大会は8月5~21日に予定されている。
=ゴルフ特信 提供=