リソル市場低迷でもゴルフ場事業は好調と発表
2009年11月2日(月)
三井不動産グループでゴルフ場やホテル等運営のリゾートソリューション(株)(リソル、東京都新宿区)先ごろ、ゴルフ場市場が低迷している中、同社のゴルフ場事業は好業績を上げていると発表。
同社が運営する24ヵ所のゴルフ場(9月末現在=運営支援ゴルフ場含む)では、新規運営ゴルフ場を除いたコース全体で平成20年度が来場者数で前年度比7%増、運営利益(GOP)で10%増の実績を上げ、21年度上期(4~9月)も来場者数で7%増、運営利益で13%増好調に推移したという。
増収増益の背景としては、グループゴルフ場の内部的な合理化はもちろんのこと、タイムリーな販促企画の打ち出し、年次会員制(ゴルフリソルカード)による顧客の囲い込みとサービス向上、グループ全体による送客支援などが奏功をしたという。
21年度3月期の通期見通しについても上期以上の利益アップを見込んでいるとしている。
同社では、これまで培ってきたゴルフ場運営及び運営受託の実績とノウハウ、また過去3年間で来場者数30%増、営業利益倍増といった好業績に裏打ちされて、今後も他社ゴルフ場のバリューアップのための支援事業をさらに強化していくという。
特に、今後は従来までに運営受託のみならず、経営全般の他、送客支援やコース管理メンテナンス、レストランなど支援メニューを細分化して、ゴルフ場側の個々のニーズに応じたコンサルタント業務も強化し、さらなる支援事業の拡大を目指していくとしている。
=ゴルフ特信 提供=