2010年8月20日(金)
千葉市は、「千葉市民ゴルフ場」(9ホール、千葉市若葉区)のネーミングライツ(施設命名権)を採用することになり、その命名権を取得するスポンサー(法人)の募集を開始。
スポンサーの募集期間は8月13日から9月30日までで、募集金額は年間1000万円程度を希望している。
募集要項や申込書などは同市のホームページ(URL=
http://www.city.chiba/kyoiku/shogaigakushu/shakaitaiiku/)に掲載されているが、命名権の取得期間は平成23年2月1日から26年3月31日までの3年2ヵ月間。
スポンサーは企業名や商品名、ブランド名などを同ゴルフ場の冠として付けることができる。
この他に、
①施設の看板、道路案内標識なども冠を付けた新名称に変更。
②ゴルフ場で使用するスコアカード、封筒なども新名称に。
③ゴルフ場内にスポンサーの商品の展開が可能。
④スポンサーに対してプレー料金等の割引料金適用(詳細は協議)。
⑤施設ホームページにバナー広告掲載。
⑥新名称で電話対応――などが可能としている。
看板標識などを変更する費用は、募集金額に組み込まれているが、命名権の権利が満了したときには原状回復する必要があり、この費用はスポンサー側の負担としている。
もっとも再契約をした場合や継続して他のスポンサーが現れた場合は負担しなくてもよいことになる。
スポンサーの選定は、市の千葉市スポーツ施設命名権スポンサー選定委員会(仮称)が行い、今年10月にも優先交渉者決定する予定。
選定基準はスポンサーが提示した金額だけでなく、〝提案された名称と市のスポーツ振興施策の整合性・事業への貢献度等を総合的に判断し、優先交渉者を選定〟する。
問い合せ等は、千葉市教育委員会・社会体育課・体育係へ。
平成21年度の来場者数は2万7千人。
=ゴルフ特信 提供=