経営会社の睦沢グリーン開発は平成23年6月を目途に解散し、平成23年中に精算することを決議した。
それに伴い、同クラブは会員制営業を取りやめ、平成23年4月1日から茨城グリーン開発(株)の運営によるパブリック制運営に移行する。
開場20周年(今年11月)記念で今年2月から本格的にコース改修等を行っており、閉鎖して工事していた西コース9ホールが9月11日にリニューアルオープンしたのを機にリモコン式乗用カートも導入して、運営面でも改革している。
コース回収は、グリーン芝の張替え(従来のペンクロスから床土構造は、そのままにニューベントの007へ芝種転換)やバンカー、植栽など戦略性の向上が目的。
9Hずつクローズして工事する計画で、今年2月から西コースの工事の着手、西コースがオープンした9月11日からは中コース、来年2月ごろから東コースに移り、来年10月にすべてのグリーンの張替えを終了し、グランドオープンする予定。
また、西コースのリニューアルに合わせて、リモコン式バッテリー乗用カート(ヤマハ製5人乗り)と同カートにスコア入力付きの最新式GPSナビ(テクノクラフト製)を導入、スコア入力機能は午前中ハーフでの参加費無料のオープンコンペでも活用している。
施設ではキャディマスター室とスタート前のテラスの庇施設、レストラン入り口横の喫煙室新設を終了。
WEB予約システムを導入したホームページも9月までにリニューアルして運営面でも変更を加え、千葉県にあることや〝開放感のあるワイルドでフラットなコース〟をPRしている。
10月からのプレー料金(セルフ時、キャディ付きは3000円増し)は、平日9300円、土曜日1万7300円、日祝日1万6300円と、セルフを始めたことで割安感も出ている。
また直営のレストランでは朝食を390円から提供、昼食も料金・メニューを見直し、人気の手作りシチュークリームをコンペの商品としても提供している。
従来は大林組グループの接待ゴルフ場ということで、〝敷居が高い〟イメージがあったが、〝時代の流れ〟でイメージを一新している。
それでも「キャディ付きを6割」が利用するなど利用者層はまだ大きな変化はなく、7月から始めた月曜定休日のセルフデー(スループレーで7千円前払い)も利用者の大半は東京方面とまだ浸透はしていないようだ。
同クラブでは、来年4月からパブリックに完全移行(経営は大林組の直営に変更、同子会社で運営予定)することが決まっており、様々な点から運営面の改革を進めている。
=ゴルフ特信 提供=
新着情報をRSSで配信しています。RSS(フィード)とは新着情報を配信する技術のことです。 RSSリーダーに登録することで、新着情報を手軽に収集することができます。 以下のアドレスをRSSリーダーに登録してご利用ください。 |