同クラブでは会員へ預託金を返還し、平成30年8月1日よりパブリック制へと移行しました。
親会社のパシフィックホールディングス(株)(PHI)が今年3月31日に更生計画認可決定を受けた後の動向が注目されているパシフィックスポーツアンドリゾーツ(株)(PSR、東京都中央区)は、系列8ゴルフ場の各施設保有会社の株式売却に関して、PHIのスポンサーでもあるケネディクス(株)(東京都港区、TEL3519-2530)と8月10日にアドバイザリー契約を締結した。
系列の8コースは金砂郷CC(茨城)、琵琶池GC(栃木)、松井田妙義GC(群馬)、吉井南陽台GC(同)、おおむらさきGC(埼玉)、ミルフィーユGC(千葉)、相武CC(東京)、箱根くらかけG場(神奈川)。
従来から売却方針にあったが、PHIが更生法を申請して以降、ゴルフ場の売却は進まなかった。
東証一部上場のケネディクスでは、不動産アセットマネージャーとして保有する幅広い顧客投資家とのネットワークがゴルフ場運営会社の株式場棄却において有用であると判断されたと説明している。
同社戦略投資部が売却に関する調整などを担当している。
米国をはじめ韓国や中国の投資家も対象とする不動産ファンド会社だけに、買い手候補はグローバルになりそうだ。
=ゴルフ特信 提供=
(株)ミルフィーユの債権者集会が12月18日に開かれ、スポンサー型の再生計画案がほぼ100%の賛成で可決、同日東京地裁から認可決定を受けた。
議決結果は出席債権者全員の賛成、議決権総額に占める賛成の割合は99.96%で再生法の可決要件を上回り可決。
再生計画案は、運営資金の支援を受けていた不動産ファンド運営のパシフィックマネジメント(株)グループのパシフィックスポーツアンドリゾーツ(株)(PSR、香本育良社長、東京都)をスポンサーにして、PSRの拠出金をもとに再権者に弁済する計画。
弁済条件は、退会会員に対しては、
①10万円以下は全額。
②10万円を超え3000万円以下の部分は8.4%。
③3000万円を超える部分は5.36%。
――で、再生計画認可確定後3ヶ月以内に弁済。
会員には平均約8.8%を弁済することになるが、継続する会員には弁済率と同額が新預託金(10年据置き)。
=ゴルフ特信 提供=
今年7月24日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請したミルフィーユゴルフクラブを経営する(株)ミルフィーユは、スポンサー型の再生計画案をまとめ、会員など債権者に配布。
12月10日までの書面投票及び12月18日に開く債権者集会で再生計画案を決議する。
同社は、不動産ファンド運営のパシフィックマネジメント(株)グループの運営資金の支援を受けていたが、改めて実施したスポンサーを決める入札でPMCの子会社であるパシフィックスポーツアンドリゾーツ(株)を選定、PSRをスポンサーにして債権者への弁済を行い、ゴルフ場の再生を目指す方針。
債権者(負債額は317億円で、うち会員約45名の預託金は7億2000万円)への弁済条件は退会会員に対しては、
①10万円以下は全額。
②10万円を超え3000万円以下の部分は8.4%。
③3000万円を超える部分は5.36%。
――で、再生計画認可決定確定後3ヶ月以内に一括弁済するとしており、会員は預託金が3千万円以下のため平均として約8.8%を弁済。
継続する会員は弁済率と同額が新預託金(10年据置き)。
担保権者の2社とは、すでに弁済協定を締結済みとしている。
=ゴルフ特信 提供=
(株)ミルフィーユが7月24日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
負債総額は約317億円
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