新・西山荘カントリー倶楽部会員権ニュース

マルマン（株）は平成28年11月30日、同倶楽部の譲渡先を（株）ユニマットプレシャスに決定したと発表した。同社は、同倶楽部の全株式を韓国系の㈱ツアーべネジャパンに譲渡する契約を締結していたが、買収側の資金準備が整わず8月末に期限を延期した。以降、やはり資金の用意ができずに売却契約は解消、新たな譲渡先を模索していた。

株式譲渡日は12月15日の予定、会員の権利（無額面のプレー権）については、そのまま承継となる見込み。

マルマン(株)は、同倶楽部の全株式を韓国系の㈱ツアーべネジャパンに譲渡する契約を締結していたが、平成28年8月31日に譲渡先の資金準備が期日までに間に合わない旨の報告を受け、株式譲渡を中止した。尚、マルマン㈱では、同倶楽部の譲渡及び譲渡に伴う『ゴルフ場運営事業』の撤退に変更はなく、引続き他の売却候補先の選定も含め、交渉をすすめていくとしている。

同倶楽部では、下記のとおり会員募集を実施中。

【募集要項】
◆募集期間：平成25年6月1日～平成26年3月31日まで（又は500口契約日まで）
◆募集口数：個人・法人合わせて500口
◆募集金額　
・正会員（個人・法人 1名記名）入会金のみ 31.5万円（税込）
・法人4正会員（2名記名+2名無記名）入会金のみ 157.5万円（税込）
◆会員年会費
・正会員（個人・法人 1名記名）2.625万円（税込）
・法人4正会員（2名記名+2名無記名）10.5万円（税込）
◆会員の地位の譲渡
会員契約締結日から1年経過後、倶楽部所定の審査・承認を得て譲渡可能

同倶楽部は、今年4月に開場20周年を迎え、これを記念して会員募集を実施。

◆募集金額
①正会員（個人・法人 1名記名）31.5万円（入会金のみ）
②法人4会員（記名2名+無記名2名）157.5万円
◆募集口数：計500口
※会員権は入会1年後から譲渡可能、名変料は1名につき5.25万円（予定）

昨年夏にゴルフ用品のマルマングループに入った新・西山荘カントリー倶楽部（１８ホール、茨城県常陸太田市）が、セグウェイ（電動立ち乗り２輪車）を４台導入し、１０月から特定日にプレーを受け入れる。

プレー楽天ＧＯＲＡのネット予約を通じで受付し、１０月は７日と９～１１日の４日間、１日限定２組で受け入れる。

前日午後３時からセグウェイの講習を受け、宿泊後翌日１Ｒ限定でプレーする。

パック料金は前日の夕食付きで、平日１万８０００円、土・日祝日２万５千円。

次回以降の実施は利用状況や評判をみて決めるようだ。

＝ゴルフ特信　提供＝

７月１日から新体制の運営に変更となった。

大証ヘラクレス上場でゴルフ用品の製造販売等を行うマルマン㈱（大隅宏昭社長、東京都千代田区）が今年５月28日付けで、金融サービス業のＮＩＳグループ㈱（東京都中央区、東証一部）から、同倶楽部の資産所有会社である「合同会社西山荘Ｃ．Ｃ．マネジメント」（平成17年８月２日設立、資本金３００万円）の持分を３００万円で、合同会社を債務者とする貸付債権を８億円で取得し子会社化した。

そして、７月１日から合同会社がゴルフ場従業員を引き継ぎ、同倶楽部を直接運営することになった。

同倶楽部やマルマンでは「マルマンが経営する第１号のゴルフ場として、クラブの試打会等を開催していきたい」と話している。また名門コースで開いている全国３万人のマジェスティオーナーズクラブ（高級ゴルフクラブの購入者で組織）の年１回のコンペを開けるようグリーン等を高いレベルに引き上げたいとしている。

同倶楽部は平成５年にオープン。経営会社の破産により、平成１３年に破産管財人からライオンゲイン㈱（東京都中央区）が買収した。

その後、前記の合同会社を設立し、ＮＩＳグループ㈱（旧・㈱ニッシン）が買収したが、今年６
月３０日まではライオンゲインが運営受託していた。同倶楽部にはライオンゲインが経営する新里美ＣＣ（１８ホール、茨城県）との共通会員が７８０名在籍しているが、今後についてはライオンゲインとマルマンの両者で協議する方針も当面プレー権は従来通りとしている。

なお、マルマンは平成１３年５月に旧マルマングループから営業権の譲渡を受け再生した会社で、１７年５月に大証ヘラクレスに上場した。

＝ゴルフ特信　提供＝

旧コース名：西山荘カントリー倶楽部
新コース名：新・西山荘カントリー倶楽部

平成９年８月１日破産宣告を受け管財人の下で営業を続けてきた西山荘ＣＣをライオンゲイン(株)が買収、８月１日に営業権が買受人に移行した。

同社では２年以内に株主会員の形態で会員募集をする予定。元会員の扱いは買受後２年経過するまでは土・日祝日のグリーンフィ現行に準して優遇扱い。希望する会員には登録証を発行する。