市川造園土木系列の(株)ロイヤルヴィレッジゴルフ倶楽部は、平成18年6月1日に同GCを営業譲渡で傘下に収め、同日から「思い川ゴルフ倶楽部」のコース名で営業を再開した。
(株)ロイヤルビレッジGCは、同ゴルフ場を経営していた東急建設系列の(株)TCプロパティーズと同ゴルフ場の売買契約を交わしていた。思い川東急には正・平・ファミリー会員を含めて380名強の会員が在籍していたが、預託金はTCプロパティーズ側が全額返還しており、会員ゼロで再スタートすることになる。
但し、営業譲渡を受けた市川代表は「基本的に東急のイメージを踏襲して経営する予定としている」と語っており、旧会員についても優遇措置を設ける予定としている。
決定はしていないが、従来通りメンバーフィ或いはメンバーフィ並みの料金で旧会員のプレーを受け入れ、クラブ競技も従来通り続けるとしている。更に市川代表は「年会費は徴収しない」と述べている。
また、マニュアル式の乗用カートの導入を決め、カート路の整備も開始する。電磁誘導カート路を一部利用し、ホール間にあるリフトを迂回するカート路を造り、7月には約30台の乗用カートを稼働させる計画としている。
=ゴルフ特信=
旧コース名:思い川東急ゴルフ倶楽部
新コース名:思い川ゴルフ倶楽部
東急建設系列のTCプロパティーズ(株)は、経営する思川東急ゴルフ倶楽部を市川造園土木の市川金次郎会長代表取締役を務める(株)ロイヤルヴィレッジゴルフ倶楽部に推定約2億円で売却することが複数の関係者の話で分かった。
TCプロパティーズは、譲渡先や譲渡時期についてはコメントを控えているものの、「第三者に営業譲渡する」ことは明らかにした。また、「会員に対しては、預託金を全額返還する」としており、平成18年4月に返還申請を受付け、5月には順次預託金を返還する予定という。
同ゴルフ場は昭和50年に東急建設(株)が栃木東急GCのゴルフ場名で開場。昭和62年にコースを閉鎖して全面改造し、昭和63年に現ゴルフ場名で営業を再開した。平成15年には東急建設の会社分割で、同ゴルフ場と四日市東急GC(18H、三重県)、それに会員の預託金は不動産事業を行うTCプロパティーズ(株)に組み込まれた。
現会員数は正・平ファミリー会員を含めて380名強で、会員権の預託金額は平日の100万円から正会員の350万円、900万円等があるが、中心となる預託金は350万円で、返還する預託金額は10億円超になる見込みだ。
3月28日から会員権の名変を停止し、会員には営業譲渡する旨と預託金の返還手続きについて案内文を送付している。そこでは、今後のプレーについて営業譲渡を受けた会社から、何らかの案内があるとしている。
6月1日には新体制での経営になる予定で、ゴルフ場名も「東急」の2文字を外した名称になるとおもわれる。
(株)ロイヤルヴィレッジゴルフ倶楽部としては11コース目、市川造園グループとしては22コース目のゴルフ場。
=ゴルフ特信=
2006/3/29より名義書換停止
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