同クラブは、ゴルフ場運営の(株)チームトレインの買収により3月1日から新運営を開始した。新運営会社はチームトレインの子会社で、名称の変更はない。チームトレインは、ゴルフ場の運営受託や運営コンサルを事業としており平成20年には、やくらいGC(宮城県)の保有会社の株式を取得、直営コースとして運営もしてきた。近々では希望丘CC(栃木県)の運営受託も行っており、栃の木は保有2コース目、運営3コース目となる。栃の木の運営は子会社のフィールグリーン(株)を設立して行う。同クラブには会員1350名が登録、これらの会員には入会金3.15万円で譲渡可能な新会員権を発行し、会員の権利を保証する。また入会金10.5万円のみの会員募集も行う方針。
帝国データバンクによると、上武カントリークラブ(群馬県)の経営会社である上信レジャー開発(株)並びに関連会社で栃の木カントリークラブ(栃木県)の経営会社である東日本興産(株)の両社は、平成23年12月21日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日保全管理命令を受けた。
ゴルフ場事業の見直しを進めている安達事業グループが、今度は3コースの売却を固めたことがわかった。
この3コースは、栃の木CC(18H、栃木)、上武CC(27H、群馬)、木曽御岳CC(36H、長野)。
ゴルフ場関係者によると、経営交代に関してまだ正確な情報が得られていないとしているが、これら3コースは5月12日から会員課を安達事業グループの本社から上武CC内に移転し、会員権の名変を受け付けている。
会員のプレー権に関しては変更ないとしている。
ゴルフ特信によると、栃の木CC経営の東日本興産㈱は今年4月28日付けで安達代表が退任し、横浜市在住の木村圭一氏が代表に就任、上武CC経営の上信レジャー開発㈱も4月28日付けで安達代表が退任し、木村氏が代表に就任、本社は東京から群馬県に移転している。
これら2コースはM&Aによる経営交代で、木曽御岳CCを含め3コースが安達事業グループから離脱した。
ただし、木曽御岳CCを経営している㈱安達・グリーンワールドについては5月15日段階で代表者が変更していないため、経営権の委譲か施設の売買かは今のところ明らかではない。
いずれにしても、安達事業グループでは「経営交代の件についてはコメントできない」としている。
=ゴルフ特信 提供=
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