同クラブは、昨年10月に宇都宮地裁で競売となり個人の篠田修紀氏に落札されていた。競売を申し立てたのは、債権者のニッシン債権回収(株)、落札価格は『6億6077万円』。地元紙によると、ゴルフ場用地を生産農地へ転用する関係で、ゴルフ場としての営業は今年12月までとしている。
コーポランド観光(株)が、事業再生のために新たに設立された(株)新・ユーアイ(飯田活海代表取締役=ライオンゲイン(株))に同ゴルフ場を営業譲渡したことがわかった。
両社は6月15日付けで会員に案内し、ライオンゲイングループの(株)新・ユーアイが6月1日をもって営業権を取得し、ゴルフ場の再生を担う。
案内によれば、同ゴルフ場は借入金と会員預託金で約132億円の負債があり債務超過とし、債務の圧縮と収益の改善を実施しなければ経営が破綻するとしている。
そこで(株)新・ユーアイでは、
①借入金の貸主と交渉を行い、債務を圧縮。
②運営収支を改善(運営をライオンゲイン(株)に委託)。
③会員の預託金債権も事実上圧縮し、運営の収益改善と合わせて経営を改善させ、会員の利用価値を維持・向上させる―の3点の対応策を実施する。
会員に対しては、同社指定業者の(株)トキワが会員権を1万円で買い取り、その代金で同ゴルフ場の無額面のプレー権を購入できる。
退会希望の場合は預託金債権を(株)トキワが額面の2%で買い取り、綜合課税の損益通算についてもトキワが相談に乗る。
申込期限は8月31日としている。
同通知では、民事再生などの法的手段を取らない方針について、法的手段は
①ゴルフ場の売上減少。
②ゴルフ場施設の劣化。
③会員権の無価値。
④破綻したイメージを内外に与える―ことで再生が難しくなると説明。
同グループは、新香木原CC(香木原CCを昨年7月名称変更、千葉)で同様の事業再生を成功したとしている。
ライオンゲインによると、ユーアイの会員数は1135名(1822口)で預託金額は31億5000円。
昨年夏から提案している新香木原では会員の8割が再生条件に合意している。
=ゴルフ特信=
2001/9/10より値下げ実施
改正前 [正会員] 84万 → 改正後 [正会員] 31.5万
改正前 [平日会員] 42万 → 改正後 [平日会員] 15.75万
個人平日特別 31.5万 法人正 31.5万
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