(株)(加森公人社長、札幌市)は、ルスツリゾート(北海道虻田郡留寿都村)で、中国を含むアジア企業との協同開発計画や有名リゾートホテルの誘致が進んでいることを明らかにした。
ホテルは、東南アジアで高級リゾートを展開するシンガポールのGHMを誘致。
69億円かけて全80室が約85平方メートルのスイートルームという高級ホテルを建設する計画。
遊園地やスキー場等とは離れた地区に整備し、周辺には3~5億円の高級別荘30等も分譲する計画という。
また、フランスのクラブメッドがスキー場等の近くに300室の大型ホテルを75億円で建設する。
家族で過ごせる高級ホテルを目指すという。
一方で、中国や香港などの不動産開発会社4社と組んで、29ヘクタールの用地に約820棟の別荘と1280室のコンドミニアムを分譲、販売する。
2年内に着工し、5~10年で完成する計画。
合計投資額は510億円の予定。
加森観光は留寿都村内に1150ヘクタールの土地を所有、3千室以上のホテルやスキー場、遊園地、4コース計72ホールのゴルフ場を有する。
=ゴルフ特信 提供=
北海道を中心に12コースを経営・運営する加森観光グループ(札幌市)は、ルスツRG72(計72H、北海道)など9コースで4月から「1打55祭!」のイベントを開始。
プレー代(グリーンフィ、カートフィ等込み、利用税は別)は、1ラウンドの打数に55円を掛けた代金。
例えば、1ラウンド90ストロークで回った利用者のプレー代は、「90×55円」で4950円という具合だ。
上限については120ストロークとし、それ以上叩いてもプレー代は6600円となる。
実施日は、各コースとも利用者が少ない月末の平日を中心に設定。
会員制の稲取GC(静岡)は、4月27日に初開催。
通常の平日料金は海コースと山コースをラウンドした場合は1万1000円(利用税等込み)となるのに対し、55円祭では最大でも6600円(利用税等1000円別)なので120以上叩いても割安料金となり、当日来場したビジター全員が参加。
一方、プレー代の安いメンバーは任意の参加としている。
来年3月まで毎月下旬の平日を55円祭の開催日に充てており、イベント実施の9コースの中で最も多い年間12回開催する。
=ゴルフ特信 提供=
リゾート施設運営大手の加森観光(株)は、地球温暖化防止への取組みとして、同社が運営するルスツリゾートが国連CDM理事会の排出権を取得したと5月30日に発表。
三菱UFJ信託銀行を通じ、ルスツリゾートが今後5年間で排出する温室ガスの6%に当たる5000トン相当分の排出権(国連CDM理事会が承認した「インド風力発電プロジェクト」の排出権、CO2に換算)を約1800万円で取得したという。
ルスツリゾートには7月に開催される北海道洞爺湖サミットの国際メディアセンターが設置される。
同社では環境が運営する「チーム・マイナス6%」の活動に合わせて、今後とも環境保全に貢献していることを目指すという。
道内のリゾート施設が排出権を取得するのは初めてだが、ゴルフ場も含めた観光施設運営会社の排出権取得も国内で初めてとみられる。
同リゾートは3000室以上のホテルの他、スキー場、遊園地、4コース計72ホールのゴルフ場があり、温室効果ガスの想定排出量は年間で1万6千トン強となる計算だ。
日本ゴルフツアー機構はUBS日本ゴルフツアー選手権で一昨年からエコ活動を始めるなどトーナメントでは環境配慮活動が始まっている。
ゴルフ場企業でもガソリン、電機、ゴミ排出などによる温室効果ガス排出量を算出し、何が削減できるかを検討する必要がありそうだ。
ちなみに、福田首相は6月9日に地球温暖化対策として、2050年までに日本の温室効果ガスを60~80%削減(2005年基準)する指針を明らかにした。
同時にサマータイム制度導入について早期実現を期待するなどとしている。
=ゴルフ特信 提供=
2008/01/01よりコース名変更
旧コース名:テイネオリンピアゴルフクラブ
新コース名:札幌テイネゴルフ倶楽部
加森観光(株)がテイネオリンピアゴルフクラブを買い取ることが31日、明らかになった。
譲渡は15日付けで、加森観光はテイネオリンピアの株式を所有するほか土地の大半や施設も併せて取得する。譲渡価格は明らかにしていない。テイネオリンピアの従業員は加森観光が雇用する。
ゴルフ会員権を持つ約1,300人の待遇は継承し、名義変更も可能。
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