羽幌オロロンカントリークラブは、来場者の減少で経営会社が破産し昨年は春からの営業再開ができず、昨年9月になって「グリーンスコーレ羽幌オロロンカントリークラブ」とゴルフ場名を変更してパブリックで営業を再開しているが、入場者が少ないためオロロン友の会を組織して会員を募集したところ、これまでに約70名が入会したという。
会費は1年間会員が2.6万円(入会金2万円+通信費6千円)、3年間会員が4.6万円(4万円+同)などで、会員のプレー料金は通常が1ラウンド平日4000円、土・日祝日5000円のところ、金曜日3500円で受け入れる他に、入会時期に応じて500円のプレー専用権を10~30枚プレゼントしている。
同CCは北海道の過疎地帯に立地し、周辺人口は1満人強。
一昨年の年間来場者数は約3000人という。
今年は4月下旬に冬季クローズ明けとなったが、月平均の入場者は300人程度と苦しい経営が続いている。
友の会会員の会費は決して安くなく割引率も低いが、この地域のゴルフ愛好家がゴルフ場の火が消えないように、応援のために友の会に入会した会員も多いようだ。
羽幌オロロンCCとして同ゴルフ場を経営していたオロロン観光(株)(羽幌町緑町6-2)は、負債1億7000万円で昨年4月23日に自己破産を申請。
株主会員制(預託金付き)で営業してきたが、入場者減で経営が成り立たなかった。
破産後に同CCは、札幌の不動産会社に売却され閉鎖もあり得たが、地元ゴルファーの希望もありゴルフ場運営会社のグリーンスコーレ(株)に運営を委託して営業を再開。
グリーンスコーレはグリーンスコーレCC北海道沼田コース(18ホール、北海道雨竜郡沼田町)の運営も受託している。
両ゴルフ場の事業母体は異なるが、コース名は〝グリーンスコーレ〟で統一したという。
=ゴルフ特信 提供=
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