同コース運営の合同会社・ひだかの森ゴルフ倶楽部は、7月31日に総社員の同意により解散したと8月23日付け官報で公告した。同社は、旧・日高国際CCが平成20年11月24日に営業を終了したことに伴い、会員など地元有志で運営会社を設立しゴルフ場施設を所有する平岩観光(株)と賃借契約を結び21年5月から現コース名で営業していた。今回、賃借ではなく、施設を買い受けて営業することになり、従来の運営会社と同名の会社を設立して継承したことから、旧来の会社を解散することにした。
昨年11月24日をもってゴルフ場の営業を終了した日高国際カントリークラブだが、旧会員など地元有志の支援で、5月2日から営業開始した。
ゴルフ場名は「ひだかの森ゴルフコース」(18ホール)。
会員など地元有志で運営会社・合同会社ひだかの森ゴルフ倶楽部(本社=コース、松田浩之代表)を設立し、ゴルフ場施設を所有する平岩観光(株)(平岩健一社長、千葉県市原市=八幡CC経営)と賃貸契約(3年毎に更新)を結んで営業する。
運営は従来の従業員のほぼ半数の10人を雇用した当たっている。
日高国際CCの支配人でもあった松田代表は、「ゴルフ場再会の要望を受け、私と旧会員や地元有志で出資して会社を設立した。応援の意味もあろうが、車で1時間以上かかる平取町のゴルファーなど今まで異常に広範囲な地域からお客に来て頂いている」と話しており、昨年約7000人だった入場者数を1万2000人まで増やす目標という。
運営はパブリック(平岩観光は旧会員約500人に預託金全額返還済み)で、プレー料金込みで平日4500円、土・日祝日6500円を基本料金として季節割引等も導入する。
北海道では営業不振で閉鎖するゴルフ場が相次いでいるが、同コースは地元の支援で消滅の危機が回避された。
=ゴルフ特信 提供=
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