旧経営会社の破産で地元有志の自主運営で営業、6月2日に地元有志が設立した新経営会社・(株)紋別ゴルフクラブ破産管財人(坂口唯彦弁護士)との間で売買に関する契約を締結したもの。
これにより(株)紋別CCが本格的にゴルフ場運営にかかわることになった。
買収価額はコース用地・建物代、取得税などの諸経費を含め約5200万円としている。
同社では、ゴルフ場取得に向けて紋別市民を中心に1口20万円の株主会員を募っている。
これまでに140口の入会があったというが、最終200口を目標に募集を継続するとしている。
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昨年1月に経営会社・(株)紋別CCは地元有志の発起人15名が出資し、資本金300万円で設立。
昨年同クラブの運営を担当した「紋別ゴルフ場を運営する会」の代表世話人・阿部滋氏(紋別漁業協同組合長)と、知見喜美男氏(紋別商工会議所会頭)の両氏が代表に就任している。
3月28日には紋別市民らを対象に説明会を開催。
同会には破産管財人も参加して、平成22年度の収支計画を説明するととともに、譲受けに少なくとも4000万円は必要なことから、参会者へ1口20万円の出資を求めたとしている。
仮に譲受資金が4000万円だとすると200口が目標となるが、地元新聞によればこれまでに目標の半分弱の出資があった模様だ。
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経営会社の(株)紋別ゴルフクラブ(本社=コース)が今年1月23日に破産手続開始決定を受けたことで今年の営業が危ぶまれていたが、市民の有志により今年の営業を開始することが決まった。
4月4日に紋別商工会議所の有志らで「紋別ゴルフ場を運営する会」を結成し、利用料金や役員を決定。
コースやクラブハウスを無償で借り受け、以前の従業員15人程度を雇い、4月25日のオープンを目指す。
運営する会で今シーズン営業し、利益が出れば管財人に支払い、赤字になれば運営する会で負担するという。
同会では、従来より3000円値下げし年会費を1万8000円とした年間会員を広く募り、集客の核にしたいと考え。
旧会員850名を中心に市内のゴルフ愛好家約400名に対して案内を送り、300名以上の入会をめざし、昨年と同程度の1万1000名の入場者数を目指す。
会員の利用料金もキャディ付きで5580円、ビジターは平日6105円、土・日祝日7575円、セルフは会員3850円、ビジターは平4375円、土・日祝日5845円と従来より安くする。
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(株)紋別ゴルフクラブは1月19日に札幌地裁へ自己破産を申請し、同23日に破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約7億8552万円。
帝国データバンクによると、紋別カントリークラブ(北海道)の経営会社である(株)紋別ゴルフクラブは、平成21年1月19日に札幌地裁へ自己破産を申請し、同月23日に破産手続開始決定を受けました。
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