札幌ベイゴルフ倶楽部会員権ニュース

札幌ベイ開発(株)は、官報の公示を経て6月13日に認可決定が確定した。
同倶楽部は、再生法申請当初スポンサー型の再建を目指すとしていたが、会員主体の運営に重点を置くため、中間邦人を使った再生計画案を作成、5月12日を期限とする書面決議で賛成多数により計画案が可決した。
再建方法は、札幌ベイ開発(株)の資本金6000万円全額を減資し、中間法人(今年7月に法人登記予定)及び会員有志らの持ち株会社がそれぞれ50％を出資する。継続を希望する会員は、中間法人に社員として加入することとなり、間接的に経営に参加できる。

会員の処遇については、退会、継続希望にかかわらず預託金を97％カットし、残る3％を弁済(3％の内1％は今年中に一括弁済、2％については今年度を含め10年間分割で弁済)し、継続希望会員には預託金なしで譲渡可の「プレー会員権」を発行。

＝ゴルフ特信＝

札幌ベイ開発(株)は、平成16年12月2日に札幌地裁へ民事再生法を申請した。

負債は預託金約51億円を含め約146億円。