平成17年まで経営していた六ヶ所観光(株)(登記面=六ケ所村尾駮二又23-2、附田幸枝代表取締役、資本金1億6400万円)が、今年6月25日に青森地裁から破産手続開始決定を受けていたことが、このほどわかった。
附田建設グループの同社は、平成8年に同CCを会員制で開場させたが、平成17年9月に(株)下北スリーハンドレッドGCにグループからの借入金を中心に約11億6000万円。
ちなみに同CCは経営交代後にクローズして、造成途中だった増設9ホールを完成させ、平成19年9月に下北スリーハンドレッドGCのゴルフ場名で営業を再開している。
=ゴルフ特信 提供=
六ヶ所カントリークラブ(9H、青森県上北郡六ヶ所村)は、平成18年の営業を停止して増設9ホールの工事を本格的に行うとともに、既存の9ホールも改造し、工事終了後の来年春に18ホールで営業を再開することになった。
また、昨年9月に経営会社が六ヶ所観光㈱から㈱下北スリーハンドレッドゴルフクラブ(住所同、天野淑夫社長)になっていることが分かった。
同GCは、土木建設業で地元大手の附田(つくだ)建設㈱を母体にして平成8年に開場。六ヶ所には「原子燃料サイクル基地」やむつ小川原国家石油備蓄基地」などがあり、その関係者を中心にレジャー・スポーツを提供する目的で開発し会員募集も行った。
しかし、会員募集(140万円募集)も当初の計画通りには進まず、入場者も低迷したことから一時は閉鎖の危機にあった。それを原燃施設の警備会社も関与している㈱下北スリーハンドレッドGCが取得し、在籍する約320名の会員の預託金50%を同社が引き継いだ。
また、旧経営会社が造成したままで中断した、9ホールの増設工事を今年2月から再開。造形等を行っており6月頃には芝の播種を行う予定としている。
クローズ期間には既存ホールの改造も行い、ホールを再編成して来春にリニューアルオープンする予定という。コース設計はエコードフィン、施工は附田建設で、クラブハウスの増設も行う。
会社名の「スリーハンドレッド」で表明しているように、会員は300名台にとどめる意向があるようで、会員募集は行わないとしている。
=ゴルフ特信=
新着情報をRSSで配信しています。RSS(フィード)とは新着情報を配信する技術のことです。 RSSリーダーに登録することで、新着情報を手軽に収集することができます。 以下のアドレスをRSSリーダーに登録してご利用ください。 |