今年2月9日に自主グループ再建型で事業譲渡による再生計画認可決定を受けていた高砂開発(株)(岐阜県瑞浪市陶町猿爪1030)は、再生計画の決定を受け、経営していた親会社に当たる窯炉・セラミックプラントメーカーの高砂工業(株)(岐阜県土岐市)子会社の(株)クラウンカントリーに、今年3月に事業譲渡して再建を図っている。
債権者への弁済条件は、継続・退会を問わず全会員に預託金の50%を弁済(認可決定確定の日から4ヵ月以内)となっていた。
プレー権の継続を希望する会員には、登録料10万5000円を支払い、譲渡可で無額面のプレー会員権を発行することとなっており、現在その手続き中。
なお、会員権の名変手続きは来年10月以降再開する予定。
=ゴルフ特信 提供=
昨年9月に民事再生法を申請した高砂開発(株)の再生計画案の決議は、2月6日締め切りの書面投票で行われた。
その結果、賛成多数で再生計画案が可決し、2月9日に名古屋地裁から認可決定を受けた。
同社は、窯炉・セラミックプラントメーカーの高砂工業(株)(岐阜県土岐市)の完全子会社で、同工業の支援を受けて事業譲渡による方法で自主再建を図る。
譲渡先は(株)クラウンカントリーとしており、株式の配分は不確定だが、今後も同工業の系列会社となる模様だ。
会員に関する再生条件は、プレー権の継続、あるいは退会を問わず全会員に預託金の50%を、再生計画認可決定の日から4カ月以内に弁済する。
その上でプレー権の継続を希望する会員は、入会金10万5000円を支払い譲渡可で無額面のプレー会員権を取得するとしている。
ちなみに、高砂開発の負債総額は約35億円(担保権の設定なし)で、会員権分割もあり1000名強となった会員の預託金総額が約32億円と負債の大半を占めている。
高砂工業は弁済金を同社に提供しておりその額は15億円を超える模様だ。
=ゴルフ特信 提供=
高砂開発(株)が9月2日に名古屋地裁へ民事再生法の適用を申請。
負債総額は約35億円。
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