チェリーゴルフグループ(大阪府摂津市)は兵庫県でゴルフ場を経営する6つの会社を10月1日付けで合併し、(株)チェリーゴルフ(本社=摂津市)の名称に変更した。
チェリーGC猪名川C(18H=以下同)の「(株)チェリーゴルフ猪名川」、チェリーGC一庫Cの(株)チェリーゴルフ一庫、チェリーGCときわ台Cの(株)チェリーゴルフときわ台、川西GCの(株)川西ゴルフクラブ、播州CCの(株)播州カントリークラブ、チェリーGゆめさきCの(株)チェリーゴルフゆめさきの6社の権利義務を承継し存続会社となり、社名変更したもの。
=ゴルフ特信 提供=
チェリーゴルフグループ(大阪府摂津市)は、チェリーゴルフゆめさきコース(18ホール、兵庫県姫路市、経営=(株)チェリーゴルフ夢前、中西高之社長)を6月5日に仮オープンすることに決め、プレー予約の受付を開始。
自走式乗用カート(2人乗り10台、5人乗り40台)によるセルフプレーで、8月末での仮オープン期間中は平日3500円、土・日祝日5500円の特別料金で営業する方針で、プレー予約受付をネット予約会社を通じても開始した。
運営はパブリック方式となるが、チェリーグループのHPではメール会員に登録するとさらに安くなる特典もある。
大木隆司支配人によると、仮オープン期間の8月末までは仮設グリーンを使用して通常営業に移行したいとしている。
同ゴルフ場は、平成6年にバードヒルGC夢前Cの名称でオープン。
当時経営していたトーア(株)が資金難のため、平成12年に民事再生法を申請するも、予納金不足で同申請が取り下げとなった。
この関係で、同ゴルフ場は13年からバーディカップ(株)がバーディカップGCの名称で、18年9月からはアサヒゴルフクラブ姫路(株)がアサヒGC姫路の名称で営業してきた。
ところが、休眠状態にあったトーア(株)が19年6月に強制的にゴルフ場を占拠し、アサヒGC姫路の経営陣を排除したことから、双方で訴訟問題に発展。
20年4月の大阪高等裁判所で「トーア(株)の土地の占有はアサヒGC姫路(株)の占有権に対する侵奪行為である」として抗告棄却の決定が出たが、トーア側は「夢前カントリー倶楽部」として営業するなど占有を続けていた。
こうした状況下にあったゴルフ場だが、チェリーゴルフグループでは「クラブハウスの担保債権を買い取り、4月からは土地所有の地元財産区との賃貸借契約を行なうなど、(トーア側を含め)関係者との協議を終えた」とし、今年早々から営業再開のための準備を進めてきたという。
グループ営業中ゴルフ場は、これで15ヵ所目となる。
=ゴルフ特信 提供=
バーディカップゴルフ倶楽部が平成18年9月21日から新たに「アサヒゴルフクラブ姫路」の名称で営業している。
ゴルフ場の説明によると、同GCを経営していたバーディカップ(株)からアサヒゴルフクラブ姫路(株)(本社=コース、藤田哲司社長)が営業権の全てを引き継ぎ、新体制でスタートしたという。中野俊幸前社長は顧問として在籍している。
旧会員については、登録料として追徴金が必要で、これまで年会費をきちんと納めている会員については2万円程度で、そうでない未納会員は未納期間等で登録料が異なり、最大で10万円程度を設定しているという。
同クラブでは、「以前は、会員が多すぎてエントリーできないといったこともあった。現在のメンバー数は200名程度だが、旧会員の再入会を受け付けるとともに、来年には会員募集を新たに行う計画で、最終的には計1000名ほどで運営していきたい」としている。
また、10月から本グリーンの整備に着手するという。本グリーンはベント芝だったが、状態がよくなかったため使用しておらず、サブグリーンのみを使用していた。
そこで、10月1日からベント芝をオーバーシードし、1ヶ月の養生期間を設け整備、11月1日から本グリーンの使用を開始するとしている。
同ゴルフ場は平成6年にバードヒルGC夢前Cの名称でオープン。しかし、当時経営していたトーア(株)が資金難に陥り平成12年に民事再生法を申請したが、予納金不足で同申請を取り下げた。
このため任意再建を目指すところとなったが、ついに資金が続かず、夢前Cについては平成13年からバーディカップ(株)が継承して営業していた。
=ゴルフ特信=
旧コース名:バーディカップゴルフクラブ
新コース名:アサヒゴルフクラブ姫路
旧コース名:バードヒルゴルフクラブ夢前
新コース名:バーディカップゴルフクラブ
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