ゴルフ場事業会社である(株)ユニマットリバティーは、グループゴルフ場の資産保有会社である(株)ユニマットヒルズとホテル・リゾート施設保有の(株)ユニマットガイアと合併し、2社の権利・業務をすべて継承して存続し、2社は解散することに決めた。
5月28日付け、官報で公告しており、合併期日は7月1日を予定。
昨年4月1日付けでゴルフ場保有会社を合併し(株)ユニマットヒルズに統一していたが、今回の合併でゴルフ場の運営・所有資産の管理とも(株)ユニマットリバティーに統一される。
=ゴルフ特信 提供=
カート路をプレーしやすいように改造した他、7月より従来のマニュアルタイプから電磁誘導式の5人乗りカート(ヤマハ製)に切り替えた。
◇経営の効率化で、統合後会社名は(株)ユニマットヒルズ◇
(株)ユニマットリバティーは、グループゴルフ場の保有子会社11社を合併し、1社に統一する。
合併するのは中軽井沢CC(長野)を経営する(株)中軽井沢カントリークラブと、レインボーヒルズGCの(株)ユニマットヒルズ、多古CCの(株)多胡開発、白鳳CCの空港エンタープライズ(株)、矢板CC(栃木)の(株)矢板レインボーズ、東京バーディC(東京)の(株)東京バーディクラブ、ユーグリーン中津川CC(岐阜)の青木ヶ原高原開発(株)、オリエンタルGC(兵庫)の(株)オリエンタルゴルフ倶楽部、山口レインボーヒルズ関門菊川GC(山口)など3コースを(株)山口レインボーカントリークラブ、ユニマット沖縄GC(沖縄)の(株)ユニマット沖縄ゴルフ倶楽部、ユニマット山口GC(山口)の(株)ユニマット山口ゴルフ倶楽部。
存続会社は(株)中軽井沢カントリークラブで、合併とともに称号は4月1日付けで(株)ユニマットヒルズに変更。
会員権発行会社の称号が変更されることになり、4月1日以降発行される会員証券は新社名となる。
ゴルフ場運営は従来通り(株)ユニマットリバティーで、買収で増えている資産保有会社を合併することで経営の効率化を図るという。
(株)オリエンタルコーポレーションのスポンサーに、ユニマットグループが内定していることが明らかになった。平成17年3月11日に開いた債権者集会で、債権者の質問を受けてユニマットグループがスポンサー候補であることを明らかにしたもの。スポンサー付の再建となるが、資本注入型か、営業譲渡型になるかなどの支援形態は明らかにしていない。ユニマットもこの件についてコメントを控えている。
もっとも、オリエンタルはスパーのダイエーを創業した中内氏に関係する会社ということもあり、中内色の払拭と、100億円以上の貸付金問題等から営業譲渡型のよる再建になるとみられる。
ユニマットグループは、自社開発やゴルフ場企業の株式取得、さらには民事再生法や会社更生法などの法的手続きを経て、計11コースのゴルフ場を傘下に収めている。また、民事再生手続き中の白鳳CC(18H、千葉県)のスポンサーにも内定するなどゴルフ場事業を依然拡大している。
債権者集会でオリエンタル側が配布した資料によると、再生手続きとなった理由として、
①開場当初(平成4年10月開場)からの営業損失
②平成11年以降の過大な賃料負担等を挙げている。
負債は299億9750万円で、その内の99.9%に当たる299億5562万円が預託金となっている。また、資産はクラブハウスなどの構築物(簿価51億円余)や一部用地(同6100万円余)、貸付金(同103億円余清算評価不明)。
賃料負担や用地の簿価でも分かる通り、コース用地は借地。この用地については、いずれスポンサーが譲り受けるものとみられる。
=ゴルフ特信=
オリエンタルゴルフ倶楽部(兵庫県)の経営会社である(株)オリエンタルゴルフコーポレーションは、平成17年2月22日に大阪地裁へ民事再生手続き開始を申請しました。
負債総額約300億円。
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