(株)アコーディア・ゴルフは会員向け会報誌「アコーディア」今年秋号で、「アコーディア・ゴルフのコース管理を徹底分析」と題した4頁の特集を組み、どのコースでも上質のコンディションを提供するというアコーディア流のコース管理方法の一端をイラストや写真入りで紹介しており、興味深い内容となっている。
管理方法については、「グリーン」は適度な硬さとスムーズな転がりを確保するため3.5~4.0ミリに毎朝カットし、芝目が出ないように毎日異なる方向からカットしている(ちなみにトーナメントでは3ミリ前後にカット)と紹介。
「フェアウェイ」は、スタンス&ショットを安定させるため、週3回10~18ミリにカット、「ラフ」は週2回、25~35ミリにカットし、ボールをラフに打ち込んでも、そのボールが遠くからでも見えるのが〝アコーディア流〟としている。
また丁寧に刈り込んだり、まめにエアレーションをすることで芝の密度が高く、芝も強くなり、フェアウェイへのカート乗り入れも可能になるとしている。
「ティグランド」では8~15ミリでティアップしなくても打てるように芝が立っているのが理想で、芝目を出さないように注意しながら週3回カットしてるという。
同社では管理方法を統一し、全国すべてのゴルフ場で等しい品質のコースを提供するため、緻密かつ膨大な〝門外不出の〟マニュアル本があり、すべてのコースが〝イコールコンディション〟を保つようこだわりをもっているという。
このため、コースマネージャー(グリーンキーパー)は、芝が病気や害虫にやられていないが観察用スコープを使ってチェックしたり、「ソイルサンプラー」を使って月1回、夏の猛暑等の時は週1回、グリーンの芝の根の状況確認を行っているとも紹介している。
=ゴルフ特信 提供=
(株)アコーディア・ゴルフ(竹生道巨社長、本社=東京都渋谷区)は4月28日に、乳がんの早期発見、検診、治療の大切さを啓発する「ピンクリボン活動」の趣旨に賛同し、今年から応援していくと発表した。
取り組みの第一弾として、5月9日の母の日から、同社運営ゴルフ場のうち128コース、練習場14ヵ所に募金箱を設置。
また従業員全員がオリジナルのピンクリボンバッジを着用し、活動の啓発に努めていくとしている。
これにより、同社の姿勢をアピールするとともに、ゴルフ場来場者の多数を占める男性にもピンクリボン活動についての認知と理解を深めてもらう考え。
同活動のwebページ開設やチャリティイベントなど様々な形で応援するとしており、女性従業員の乳がん検診の受信率も高めていくという。
集まった募金は、財団法人日本対がん協会に全額寄付とするとしている。
同社は、ゴルフは健康産業との観点から、いち早くクラブハウス内を全面禁煙とするなど、より健康的に楽しめるスポーツとしての位置づけを目指しているという。
女性向けのwebサイト「L-Style」など、女性が気軽にゴルフをプレーしてもらう環境づくりを率先して進め、同社が運営を開始した平成14年に約6~7%だった女性来場者比率が昨年度は12.9%へと倍近くの伸びを示したという。
このような女性に対する取り組みをさらに発展し、より女性が健康で、生き生きと生活できる環境づくりを勧めるめく、ピンクリボン活動への応援を決定したとしている。
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(株)アコーディア・ゴルフは、昨年3月1日から同社が保有するゴルフ場(当時118コース)のクラブハウス内を全面禁止にしたが、これに併せてタバコの販売も中止しており、現在は原則的に運営123コースともタバコの販売を中止していることがわかった。
同社は、平成15年5月に施行された「健康増進法」に基づきハウス内での分煙を実施し、昨年3月からハウス内を全面禁煙にしたと説明、各ゴルフ場には基本的に同3月からのタバコの販売中止を指示していた。
同社広報部によると、一部3~6ヵ月の告知期間を置いて販売中止にしたコースもあったというが、例外はゴルフ場に付帯した一部ホテルだけで、今年5月1日にグループ入りした大津CC東C(27ホール、滋賀)と同西CC(18ホール、同)も同日から館内禁煙とするとともに、タバコの販売を中止するなど徹底している。
タバコ販売に関しては、昨年7月までに自動販売機にタスポカードを認識する「成人識別装置」を付けるよう義務付けされ、ゴルフ場ではそれに対応できないところは販売機を撤去するコースもあった。
もっとも、ゴルファーにはタバコ愛好家も多く、アコーディアのようにタバコ販売を全面的に中止するゴルフ場はまだ少ない。
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アコーディアゴルフは、10月1日の予定でグループの施設保有・会員権発行会社を再編する。
(株)アコーディアAH11(旧・日東興業(株)、8月4日付けで社名変更、資本金5億円)は、(株)アコーディアAH23を吸収合併。
AH11が保有するゴルフ場数は、計42コース(アコーディアでは3ホールのアコーディアガーデンを1コースとカウントしており計43コースとなる)で、吸収されるAH23は広陵CC(栃木)など18コースを保有。
合併後は、計60コースとAH11は国内最大のゴルフ場保有会社となる。
(株)アコーディアAH12(旧・(株)琉球リゾート、今年8月の社名変更、住所・代表者同、資本金2億5000万円)は、(株)パームヒルズゴルフリゾート(沖縄県糸満市、代表同)とスポーツ振興(株)の2社を吸収合併する。
AH12は1コース(ザ・サザンリンクス・GC=沖縄)、パームヒルズゴルフリゾートも1コース(パームヒルズGR=沖縄)を保有し、スポーツ振興は56コースと現時点では国内最大のゴルフ場保有会社。
合併後、AH12は58コースを保有することになる。
ちなみに、スポーツ振興は平成14年に会社更生法を申請し、翌15年11月に成立した更生計画に基づきGSグループ入りし、17年3月にはアコーディアの完全子会社となった。
今回の合併で、約半世紀にわたるスポーツ振興の歴史に幕が下りる。
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系列の日東興業(株)の社名を8月4日付で(株)アコーディアAH11(住所・電話同、竹生道巨社長、資本金5億円)に変更した。
今回の社名変更の理由について、アコーディアでは「当社のグループ会社であることを明確にするため」と説明している。
ちなみに、(株)アコーディアAH11が保有するゴルフ場数は、旧・日東興業系列が28コース、会社合併で吸収した旧・西野商事や旧・東和ゴルフなどの系列が14コースの計42コースとなる(なお、アコーディアでは3ホールのアコーディアガーデンを1コースとカウントしており計43コースとなる)。
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3月3日付けでゴルフ場保有・会員権発行の系列に2社(3コース)の会社分割をすると官報に公告した。
アコーディアは、3月1日に系列16社を3社にする大合併(吸収合併)を行っており、今回の2社も含まれている。
今回は一変して会社分割(新設分割)となった。
その2社は、スポーツ振興(株)と(株)アコーディアAH23。
スポーツ振興は、アコーディア入りする前から同社系列のゴルフ場であった播州CCと、3月1日の合併で同社が吸収した栗駒GCを新設分割で独立させる。
播州CCは新設した(株)播州カントリークラブが、栗駒GCは新設した(株)栗駒ゴルフ倶楽部が権利・義務を承継する。
アコーディアAH23では、3月1日の合併で吸収した金沢GCを新設した、(株)金沢ゴルフクラブが権利・義務を承継する。
これらゴルフ場には会員が在籍するが、会員の預託金を含め承継することになる。
新設分割で独立した会社の多くはアコーディアグループから離脱しており、今回独立した新会社3社の株式はいずれ売却されるとみられる。
栗駒GCの株式は、地元企業に売却されることがすでに決まっている。
他の2社の株式も売却先が決まっているとみられる。
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(株)アコーディア・ゴルフは、3月1日から5月6日まで全国のグループゴルフ場練習場計98ヵ所で「春の大試打会」(ゴルフメーカー12社が協力)を述べ713回実施するとともに、同試打会でクラブを購入する場合にアコーディアクラブ・ポイントカードに7%のポイントを加算して販売を促進する。
さらに、オリジナルグッズの拡充のため4月上旬からゴルフ用具の中でも比較的高額なキャディバッグ、レインウェアなどで、品質が高くリーズナブルなオリジナルブランドの新商品も販売する。
オリジナルグッズは、レインウェアとキャディバッグが会員9900円、シルバーカードホルダー・ビジターカードホルダー1万3200円、会員9900円、ゴルフポロシャツが会員・シルバー・ビジターとも3990円。
会員にはより多くのポイントが加算される。
この他、同社が運営する「L-Style」のユーザーモニターと共に制作したオリジナルラウンドポーチを3月2日から発売する。
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農林水産省が進めている食料自給率向上に向けた国民運動「FOOD ACTION NIPPON」の趣旨に賛同し、推進パートナーとして参加するとともに、2月1日から推進活動を始めると発表した。
推進活動は、
①グループの各ゴルフ場で提供するご飯、味噌汁、漬物を全て国産食材に。
②各ゴルフ場で地元食材を使った地産地消メニューを開発・提供。
③食べ残しを減らすため、ご飯をお好みの料にて提供――の3つ。
メニュー料金を上げることなく全て国産食材で提供する。
また、メニュー8品のうち6品を各ゴルフ場の料理長が独自に考案、今後はさらに地元食材を積極的に使ったメニューを開発する。
ご飯の量は全て小盛にし、大盛り、おかわりは無料で対応、食べ残し量の削減を目指す。
今回の運動参加で「より上質で」「より安全な」食事を「よりリーズナブルに」提供できるよう取り組みたいとしている。
先の国民運動は、日本の食料自給率の向上を目指す運動で、現在の食料自給率40%(カロリーベース)を2015年度に45%の実現を目指して活動しているという。
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(株)アコーディア・ゴルフは、グループゴルフ場保有、会員権発行の16社を3月1日に合併(吸収合併)し、3社に統合する。
合併する16社は次の通り。
■存続会社:日東興業(株)、計43コース、資本金5億円
○日東興業(株)、37コース ○東海開発(株)、6コース
■存続会社:スポーツ振興(株)、計56コース、資本金10億円
○スポーツ振興(株)、47コース ○(株)ケイ・ティ・シー(ハウステンボスCC)
○(株)アコーディアAH22、6コース ○(株)アコーディアAH28、2コース
■存続会社:(株)アコーディア23、計20コース、資本金1000万円
○(株)アコーディア23、4コース ○(株)アコーディア24、4コース
○(株)アコーディア25、4コース ○(株)アコーディア21、2コース
○大郷開発(株)(おおさとGC) ○塩那開発(株)(喜連川CC)
○(株)チャーミング・リゾート関越(関越ハイランドGC)
○(株)チャーミング・リゾート藤岡(藤岡GC)
○(株)チャーミング・リゾートワイルドダック(ワイルドダックCC)
○ブリティッシュガーデンクラブ(株)(大月ガーデンGC)
なお、(株)神戸三田ゴルフクラブ、(株)パームヒルズゴルフリゾート、(株)琉球リゾート、(株)東那須カントリークラブ、(株)アコーディアAH26、(株)アコーディアAH27の6社は従来通り変更はない。
これによりアコーディアのゴルフ場保有会社は22社から9社(計125コース)に絞られた。
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アコーディア・ゴルフは、プレー頻度の高いゴルファーを育てることも重要だとし、〝『もっとGOLF』プロジェクト〟を立ち上げ、その第1として「レストラン改革」に着手。
昼食の主要メニューを見直してプライスダウンを図るとともに、人員配置の合理化にもつながる内容となっており、12月1日からスタートさせて年内にグループ55コースに導入、来年4月までには導入ゴルフ場を都心近郊をのぞく89コースに拡大する予定。
これまで大半のゴルフ場が昼食の主要メニューを10品以上としていたが、これを8品と制限。
ただし、前国統一メニューは2品のみとし、残り6品は各ゴルフ場で独自に考案して提供するとしている。
価格は1260~1890円を840~1260円に抑え、一部ゴルフ場では8品を1050円に統一するという(これら昼食メニューを定めたことから「食事付きプラン」は廃止)。
朝食は、セルフサービスの「アコーディア ブレックファースト」とし、価格を390円に統一。
提供するメニューは〝コーヒー(または紅茶)、パン3種類、ゆで卵〟に限られるが、お代わりなどは自由としている。
これにより、ウェイトレス、厨房担当などの人員を合理化することができる。
同社は、将来的にゴルフ人口は減少すると予測。
今後は、アコーディアのポイントカードやゴルフレッスンなどを活用し、『もっとGOLF』を推進する意向を示している。
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(株)アコーディア・ゴルフは、平成20年3月期から24年3月期までに運営受託などを含めゴルフ場数を173コース以上、直営を含む運営ゴルフ練習場数を35施設以上にするなどとした「中期戦略」を、9月30日に都内で発表した。
173コース(20年3月期133コース=以下同)の内訳は、保有コースが150コース(125コース)、運営受託などの契約が23コース(8コース)となっており、竹生社長は「将来は200コース以上、練習場は100施設以上を目指す」と語った。
このゴルフ場買収に関連して、サブプライム問題等の影響で不動産業界やファンドが所有するゴルフ場の売却が多くなっていることや、買手市場となり価格が下がってきていることも報告した。
一方で、ポートフォリオの最適化にも着手し、20年3月以降に保有10コース程度の売却も予定しているとした。
保有コースの売却基準は、
①標準的な収益水準に達しない。
②直営等の練習場やポイントカードとのシナジー効果が認められない――の2点だとしている。
収益率が悪く、加えて市場エリア内にグループゴルフ場が1コースしかないゴルフ場が対象となっているようだ。
4年後の運営練習場35施設(20年3月期1施設)の内訳は、保有が22施設、運営受託などが13施設としており、この目標に向けて年間50億円を投下するとしている。
ゴルフ場取得資金と合わせて年間200億円の投資となる。
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(株)アコーディア・ゴルフは、宅配ピザチェーン店・ピザ-ラのフランチャイザーや東京・青山の「シュエシュエ」本店といった飲食事業等を展開する(株)ポイントツーグループマネジメントと共同で、シュミレーションゴルフ施設「広尾カントリークラブ・アコーディアゴルフ・東京サロン」(東京都港区南麻布4-12-4プラチナコート広尾B1階)を、8月5日にグランドオープン。
完全会員制のゴルフサロンで、小坂竜氏が設計デザインを監修。
延床面積は120坪で、メンバーズラウンジと、個室4部屋(VIPメンバー専用ルーム1部屋、8名向けルーム3部屋)で構成。
全ての部屋にフルスイング社製のシュミレーションゴルフを備え、プライベートな空間で、シェフ自慢の料理やワインを楽しみながら、世界の有名ゴルフ場(56コース)をラウンドできる。
入会金は通常メンバー2万円、VIPメンバー10万円、年会費はメンバー1万円、VIPメンバー5万円。
午後6時からオープンし平日と土曜日が翌朝5時まで、日祝日が午後11時まで営業する。
利用料金は、オープン~午後10時がルームフィ1.1万円(1時間あたり、1部屋)、シュミレーションゴルフの操作などを行うキャディフィとして2千円(1名につき)、それ以降がルームフィ1.6万円(同)、キャディフィ3千円(同)、深夜サービス料10%となっている。
ビジター(メンバー1名の同伴が必要)は、上記料金に加えプレーフィとして2000~3000円が別途かかる。
毎週水~土曜日の午前9時~午後4時には、ゴルフスクール「アコーディア・ゴルフクラブルフアカデミー」も実施する。
1ヵ月4回のレッスンを1クールとし、定員4名の少人数制で1回のレッスン時間は50分。
西川ミナプロ、菊地英祥プロがレッスンにあたる。
入会金がビジター3.15万円、レッスン代は1クール2.25万円(ルームフィ込み)。
チケット制のプライベートレッスンもあるという。
=ゴルフ特信 提供=
3月31日にゴルフ場を保有する22社のグループ企業を合併で6社に統合する。
22社が保有するゴルフ場は計55コース。
代表者は全て竹生社長で、住所も全てアコーディアと同じとなっている。
因みに、アコーディアAHの付く会社は合併後に初めてゴルフ場を保有する会社となる。
【東海開発(株)(3コース保有)】
◆西海国立公園開発(株)
・佐世保国際CC(18H、長崎)
◆大和高原開発(株)
・大和高原CC(18H、奈良)
◆(株)東京私市
・山陽国際GC(27H、山口)
(株)アコーディア・ゴルフは2月26日、習志野CC(36ホール、千葉県)で株主説明会を開いた。
早朝の8時半から約50分の説明会では、鎌田隆介福社長が業績報告を行うと共に、今後とも本業回帰を目指している大企業の系列ゴルフ場や破綻予備軍のゴルフ場の買収に取り組むと語った。
株式に対して利益配分(配当)を出すことについても取り組む方針と説明。
質疑応答では、利益配分の他に外国の機関投資家に財務基盤の安定性を説明して投資意欲を向上させるとしており、さらに、自社株買いの選択肢もある旨を回答した。
今回の説明会の他、3月4日には山の原GC(36ホール、兵庫県)でも開催する。
参加費はプレー代込みで1万円、定員各30名で募集したところ、計850名の応募があったという。
説明会は、株主の意見を聞く機会でもあり、今後は定員を増やし継続して開催したいと話している。
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(株)アコーディア・ゴルフは先ごろ、2007年12月の月次情報を発表した。
12月は、既存92コース(平成18年7月から同社の連結対象に組み入れられたゴルフ場)でみると、降雪等で北日本を中心に営業休止があったものの、冬季でもゴルファーのプレー意欲が継続し、入場者数が42.3万人で前年比2.7%増、売上高が56.15億円で同1.3%の増加となったとしている。
入場者数、売上高ともに増加したのは3ヶ月ぶりだった。
なお、グループ全ゴルフ場では、入場者数が前年比15.0%増、売上高が前年比11.6%増となっている。
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ゴルフ場ではクラブハウス内の禁煙スペースをどのように設けるかが課題となってきた。
また、「taspo」の導入でタバコ自販機の取扱いも、ゴルフ場の課題となっている。
レストラン内を全面禁煙にするゴルフ場は多くなっているが、(株)アコーディア・ゴルフは、3月1日から同社が保有するゴルフ場118コースのクラブハウス内を全面禁煙にする。
同社は、平成15年5月に施工された「健康増進法」に基づき、ハウス内では分煙を実施してきたが、「ゴルフを健康的で気軽に楽しめるスポーツを提唱する当社の立場として、さらに一歩踏む込み、ハウス内を全面禁煙にした」と説明している(ティグラウンド等についてはこれまで通り喫煙可)。
愛煙家に対しては、出入り口やマスター室周辺等の屋外に禁煙スペースを設けて対応する。
また、部屋が仕切られているコンペルームについては、利用者の要望に応じて禁煙を可能にするという。
大和高原カントリークラブを経営し、会社更生手続中の大和高原開発㈱の更生計画案の賛否を問う決議が、5月24日締切りの書面投票で行われ、賛成多数で計画案を可決、5月30日に大阪地裁から認可決定を受けた。
決議結果は、一般更生債権の組は無効票が1票あったため全員賛成とはならなかったが99%超の賛成で、更生担保権の組は100%の賛成で、更生法の可決要件を満たした。
昨年9月に民事再生手続が中止となり、10月10日に大阪地裁から更生手続開始決定を受けていた。
更生計画案は㈱アコーディア・ゴルフクラブルフをスポンサーに迎えての再建で、資本金2000万円を100%減資した後に発行する株式(資本金9000万円)をアコーディアが引き受ける(本店住所はアコーディアと同、代表取締役には竹生社長が就任予定)。
会員に関する更生条件は、退会会員には預託金75%カット後の25%(民事再生手続では6.6%だった)を更生計画認可決定の日から2ヵ月以内に一括弁済。
一方、継続会員(今年6月30日までにプレー権の継続を申し出た会員)は、預託金75%カット後の25%が新預託金(10年据置き)となる。
大和高原カントリークラブ(奈良、18ホール)を経営し、会社更生手続中の大和高原開発㈱の更生計画案が、このほど会員等の債権者に配布。
同社は、金融債権者(JPモルガン信託銀行)の申し立てで、昨年9月に民事再生手続きが中止となり、10月10日に大阪地裁から更生手続き開始決定を受けていた。
8社が参加した入札で選定された㈱アコーディア・ゴルフをスポンサーに迎えての再建で、資本金2000万円を100%減資した後に発行する株式(資本金9000万円)をアコーディアが引き受ける(取締役には竹生道巨氏が就任予定)。
計画案によると、平成13年に開始した350万円(預託金230万円)の募集では定員500口のところ67口しか入会しなかったことなどから、法的整理に至ったとしている。
確定債権は、優先債権が704万円余、預託金債権が1億450万円その他一般債権が133億8880万円余としている。
なお、ゴルフ場施設の鑑定価格は、10億2000万円としている。
会員に関する更生条件は、退会会員には預託金75%カット後の25%を更生計画認可決定の日から2ヶ月以内に一括弁済するとしている。
一方、継続会員(平成19年6月30日までにプレー権の継続を申し出た会員)は、預託金75%カット後の25%が新預託金(10年据置き)となる。
なお、計画案の賛否を問う決議は、5月24日締切りの書面投票によって行われる。
東証一部上場の(株)アコーディア・ゴルフは、大和高原CC(18H、奈良市)を経営する更生手続き中の大和高原開発(株)と昨年12月27日付けでスポンサー契約を締結したことを発表した。
会員数は55名と少ないながら会員制の同ゴルフ場を経営する大和高原開発(株)は、平成17年10月期には当期損失が1億7300万円、平成18年度同期の当期損失が5億4200万円となり、加えて金融債務の負担から昨年4月に民事再生法の適用を申請した。
しかし、同年8月に債権者のJPモルガン信託銀行から会社更生法の適用を申し立てられ、10月10日に更生手続き開始決定を受けた。
更生計画案の骨子は、大和高原開発(株)の資本金2000万円を100%減資し、その後、(株)アコーディア・ゴルフが100%増資するというもので、管財人は「スポンサー選定における入札には数社の候補者があった。計画案の内容についてはこれから中身をつめて検討していく」としている。
また、アコーディアでは「同ゴルフ場は大阪から車で1時間強程度のアクセスという好立地にあり、また当グループのレイクフォレストリゾートに隣接する場所にあることからグループ間の相乗効果による集客及び運営の効率化が図れる」と説明している。
更生計画案の提出期限は3月30日となっている。
=ゴルフ特信=
金融債権者の申立で、今年9月に民事再生手続きが中止となり、保全管理人による管理命令を受けていた大和高原CC(18H、奈良)を経営する大和高原開発㈱に対し、大阪地裁は10月10日付けで更生手続きの開始決定を下した。管財人は保全管理人だった宮崎裕二弁護士が選任された。
同決定により、更生債権または更生担保権の届出期間は11月14日まで、更生計画案の提出期間は平成19年3月31日までとなった。更生法によりスポンサーの下で再建を目指す。
また、大和高原開発関連の㈱河本工務店(河本日出男代表、奈良市、資本金2500万円)は、債権者より奈良地裁へ破産を申し立てられ、10月2日付けで破産手続きの開始決定を受けた。
大和高原開発㈱が法的申請するなど、グループ企業の業績悪化が対外信用の低下に繋がり、債権者から破産手続きの開始を申し立てられていた。負債は約30億円。
=ゴルフ特信=
大和高原開発(株)が大阪地裁より平成18年9月13日付で、会社更生法の基づく保全命令を受けたことが分かった。同社は同年4月に民事再生法の適用を申請。同CCの会員数は55名と少なく、預託金債務は約1億3000万円に過ぎなかったが、金融債務による負担から債務超過に陥り、預託金を含め約125億円余の負債を負い、自主再建型の再建を目指していた。
しかし、8月11日に債権者のJPモルガン信託銀行から会社更生手続きの申立てがあり、今回の措置となった。保全管理人は「スポンサー選定を含め、再建方針については開始決定が出てから検討することになる」としている。今回の管理命令を受け、民事再生手続きに中止命令が下されている。
=ゴルフ特信=
大和高原カントリークラブ(奈良県)の経営会社である大和高原開発(株)は、平成18年4月21日に奈良地裁へ民事再生手続開始を申請し、同月25日に監督命令を受けました。
負債は約125億円。
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