同倶楽部を経営し、平成24年5月21日に民事再生法の適用を申請した(株)LORDLAND WAKAYAMA GCの債権者集会が1月29日に開かれ、賛成多数でスポンサー型の再生計画案を可決した。議決結果は出席債権者数421名の内の99.29%に当たる418名の賛成、議決権総額では26億2724万円余の内の83.18%に当たる21億8541万円余の賛成で、再生法の可決要件を満たした。再生計画認可決定後にはゴルフ場名や会社名が変更になる予定。
同倶楽部を経営し現在、民事再生手続き中の㈱LORDLAND WAKAYAMA GCは、12月上旬に会員等の債権者にスポンサー型の再生計画案を配布した。同社は再生手続開始後にスポンサーを公募し、県内でパチンコホールや福祉施設などを経営するフジ田産業(株)をスポンサーに内定。計画案では、ローランド社は資本金全額1000万円を減資した後、増資分の1000万円をフジ田産業(株)に割り当てる。会員に関する再生条件は、認可決定確定の日から1ヶ月以内に退会かプレー権を継続するかを確認し、退会会員に対しては預託金の3.1%を計画案の確定の日から3ヶ月以内に弁済する。一方、継続会員は3.1%の内から記名正会員5万円、無記名正会員10万円を留保金(預託金:5年据置)とし、その余の部分は確定の日から3ヶ月以内に弁済する。現行の預託金額は記名正会員が250万円、無記名正会員が550万円。計画案成立後にはコース名、会社名は変更になる予定。再生計画案の決議は、1月29日に大阪地裁で開かれる債権者集会で行われる。(書面投票はナシ)
同倶楽部を経営し、5月21日に民事再生法の適用を申請した㈱LORDLAND WAKAYAMA GCは、スポンサーの選定を行っていたが、地元企業に内定したことが明らかになった。内定したのは、県内でパチンコ店や福祉施設などを経営するフジ田産業(株)で、このほど監督委員の同意を得て、事業支援に係る基本合意書を締結したことを会員に報告。債権者への弁済率など詳細は今後詰めていくと説明している。同社の再生計画案提出期限は11月28日で、今回スポンサーが内定したことにより、期限内に計画案をまとめる方針で来年1~2月に債権者の賛否を問い、2~3月頃に認可、手続終了を見込んでいる。
同倶楽部の経営会社である㈱LORDLAND WAKAYAMA GCは、平成24年5月21日に大阪地裁へ民事再生手続開始を申請し、同日保全命令を受けた。
韓国系企業が、グリーンヒル和歌山ゴルフ倶楽部を買収し、平成17年9月から新体制で営業していることが明らかになった。
同GCを経営する(株)グリーンヒルゴルフ倶楽部(大阪市西区)から、9月29日付で営業譲渡を受けゴルフ場施設や営業権等の一切を取得し、会員も引き継いだのは(株)LOADLAND WAKAYAMA GCで、太田身次支配人が代表取締役に就任した。
走者の親会社は、韓国の済州島でローランド(ロードランドとも発音)ゴルフ&ヴィレッジとゼフィロスGCの2コースを経営し、この他にもゴルフ場開発計画を進めているローランド社としている。
米原GC(18H、千葉県)等5コースを経営する韓国系資本の(株)エイチ・ジェイ(住所=米原GC内)と関係も深く、エイチ・ジェイの協力のもとで、グリーンヒル和歌山GCを取得した。
ゴルフ場は9月30日から「和歌山ゴルフ倶楽部」に変更しているが、会員に対しては11月吉日付けの通知で経営交代とゴルフ場名変更を正式に表明し、さらに会員の預託金も「引き継いでいる」旨を報告している。
これにより前・経営会社で三井住友銀行系の(株)グリーンヒルゴルフ倶楽部の経営するゴルフ場はグリーンヒル名張GC(18H、三重県)のみとなった。既報通り、同社は今年に入りグリーンヒル嬉野GC(現・チェリーレイクCC、27H、、三重県)を(株)CHAの傘下となった妙見富士CC(18H、兵庫県)に営業譲渡している。
=ゴルフ特信=
旧コース名:グリーンヒル和歌山ゴルフ倶楽部
新コース名:和歌山ゴルフ倶楽部
旧コース名:和歌山ゴルフクラブ
新コース名:グリーンヒル和歌山ゴルフ倶楽部
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