会員制の新岡山36カントリー倶楽部は、旧・新岡山CC(18ホール)を来年1月からクローズしてコースの改造・改修を行うことになった。
現在の2グリーンを「CY-2」を採用した1グリーンに改造する他、ティグラウンドを後方に下げて全長を伸ばす考え。
また、バッテリーの電磁5人乗りカートも導入する計画としている。
改造設計及び施工は、コース管理部門を中心とした自社で行い、営業再開は来年8月1日の予定となっている。
両ゴルフ場を統合する計画を進め、1月からラ・レインボーCCをクローズして18ホールに再編する工事や、1グリーンにする工事等に着手した。
また、合理化を進めるためラ・レインボーCCのクラブハウスを改修し、旧・新岡山CCのハウスはカート庫に転用する計画を進めてきた。
工事は順次行っており、改修したクラブハウスは7月から使用を開始し、旧・ラ・レインボーCCのコース改造終了後の10月1日には、36ホールでリニューアルオープンした。
ちなみに、自社設計・施工で改造を終了したクィーンコースは、キングコースと同様にCY-2を採用、バッテリーの電磁5人乗りカート(サンヨー製)を導入している。
=ゴルフ特信 提供=
新岡山CCと、隣接するラ・レインボーCCの両コースは新経営陣を迎え、ラ・レインボーをクローズしてコース・クラブハウスの改造・改修に今春から着手しているが、今年8月頃にも両コースを統合して「新岡山36カントリー倶楽部」(36ホール、岡山市長野622-78)とゴルフ場名を変えて新生スタートする。
ラ・レインボーは27ホールだが、各9ホールは3000ヤードに満たずコンパクトな造りとなっているため、27ホールを再編成して、18ホールに変更することにより、コース全長を18ホールで6600ヤード前後にする計画。
併せて、2グリーンから1グリーンにするなどの改造を行っており、今年夏までに完成させて秋から使用を開始する予定。
両コースを含め3コースを経営していた日本ゴルフ開発(株)は一昨年8月に民事再生法の適用を申請し、昨年6月に営業譲渡基本とした再生計画案が成立。
松山ロイヤルGCはPGMグループに営業譲渡したが、ラ・レインボーと新岡山は譲渡先が決まらず長く申請代理人の管理下にあった。
アイ・アール債権回収の紹介で、ようやく有限会社アップフィールズへの譲渡が決まった。
同社は、平成8年に開場したザ・パークヒルGC(現・アリジCC花垣コース)を一時期保有し、昨年2月に韓国系企業の(株)韓朝インターナショナルに譲渡。
なお、再生法申請時の会員数は、新岡山が約2800名、ラ・レインボーが400名の計約3200名だったが、約1000名の退会会員があり、現会員数が約2200名としている。
=ゴルフ特信 提供=
6月13日に開かれた債権者集会で再生計画案が可決し、7月11には東京地裁から再生計画阿認可決定確定を受けた日本ゴルフ開発(株)の経営する2コース、新岡山CC、ラ・レインボーCCの2コースで、譲渡先が決まらないまま営業を続けている。
未定のコースの譲渡先については「有力候補との折衝が、最終段階に入っている」と語っており、問題はないようだ。
ラ・レインボーCCの倶楽部ハウスや乗用カートは火災で焼失したがそれ以降は隣接した新岡山CCのハウスやカートを利用して、営業を行っている。
ただし、利用できるカートは60台のため、受入れ組数を制限している。
電話は従来通り、新岡山(TEL086-294-2466)、ラ・レインボー(TEL086-294-5666)。
=ゴルフ特信 提供=
会員制ゴルフ場3コースを経営し民事再生手続中の日本ゴルフ開発㈱の債権者集会が6月13日に開かれ、賛成多数で再生計画案を可決。
東京地裁の認可決定は出なかったが、近々にも決定が出る模様。
決議結果は、出席債権者数2885名の内、93.48%に当たる2697名の賛成、議決権総額では93.89%の賛成で再生法の可決要件を満たした。
計画案では、松山ロイヤルGC、新岡山CC、ラ・レインボーCCの3コース全てを営業譲渡し、日本ゴルフ開発㈱を清算する予定。
松山ロイヤルの譲渡先はPG(PGGIH)グループのPGPとなっているが、残る2コースの譲渡先は債権者集会までに決まらなかった。
会員に関する再生条件は、退会会員に対しては預託金の99%をカットし、残りの1%を再生計画認可決定確定後180日以内に一括弁済する。
一方、継続可委員の預託金は99%カット後の1%を新預託金(10年据置き)とし、譲渡先が預りプレー権を保障するとした内容になっている。
倶楽部の2階建てクラブハウスが、5月23日午後10時20分頃に出火し一部が焼失。
厨房の屋根が燃え落ちるほどの火災で、1階に設けられていた乗用カート置場のカートやその近くに駐車していたカートなど約30台も燃え尽きた。
火災保険は未加入。
同倶楽部では、隣接したグループの新岡山CC(18H、岡山市)のクラブハウスやカートを利用し、翌24日から営業を行っている。
来場者が多かった5月27日の日曜日は、焼け残っていたロッカールームを利用しての営業だったという。
両ゴルフ場はスポンサーを募集中だけに思わぬ災難となった。
5月31日現在、出火原因は不明。
民事再生手続中の日本ゴルフ開発㈱は、このほど会員等の債権者に営業譲渡を基本とした再生計画案を配布。
計画案によると、松山ロイヤルGCの事業は、PG(PGGIH)グループのPGPに譲渡。
新岡山CCとラ・レインボーCCも営業譲渡する計画で、現在譲渡先を選定中。
3コースを譲渡し、弁済等の計画案等で定めた手続きを終結した段階で、日本ゴルフ開発㈱は清算する予定。
再生条件は、退会会員に対しては預託金の99%カットし、残りの1%を再生計画認可決定後180日以内に一括弁済。
継続会員の預託金は99%カット後の1%を新預託金(10年据置き)とし、譲渡先が預かり、プレー権を保障。
新岡山カントリー倶楽部(岡山県)、ラ・レインボーカントリー倶楽部(岡山県)、松山ロイヤルゴルフ倶楽部(愛媛県)の経営会社である日本ゴルフ開発(株)は、平成18年8月22日に東京地裁へ民事再生手続き開始を申請し、同日保全命令を受けました。
2006/8/22より名義書換停止
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