同倶楽部を経営し再生手続中のグリーンパーク大山(株)は、このほど会員等の債権者にスポンサー支援型の再生計画案を配布した。東証1部、大証1部上場の食品会社エスフーズ(株)の村上代表が支援する。会員に関する再生条件は、預託金の99%カット後の1%を弁済する内容ととなっている。再生計画認可決定確定の日から40日以内にプレー権の継続か退会かを選択し、退会会員には1%を確定の日から2ヶ月以内に一括弁済する。一方、継続会員は弁済金の内から正会員は1万円、平日会員は5千円を拠出し新規預託金(措置期間なし)とする。弁済金から新預託金を引いた額は、確定の日から2ヶ月以内に支払うとしている。また、継続会員には旧預託金証書と引換えに、新預託金額を記載した新証書を発行する。債権者集会は12月20日に開かれる(12月13日締切りの書面投票と併用)。
帝国データバンクによると、グリーンパーク大山ゴルフ倶楽部(鳥取県)の経営会社であるグリーンパーク大山(株)は、平成23年5月27日に鳥取地裁へ民事再生手続開始を申請し、同日保全命令を受けました。
国内ゴルフ場において韓国系企業のゴルフ場買収が活発になっている中、1月19日、韓国等でゴルフ場を運営するエマーソンパシフィック(本社=ソウル市、李重明会長)との間で、業務提携の基本協定を結んだ。
業務提携は、グリーンパーク大山GCとエマーソン社が運営する韓国及び北朝鮮の5コース(中央CC、リッカールトンCC、IMGCC、ヒルトン南海G&スパR、金剛山ANANTIゴルフ&温泉R)の会員を相互にメンバー並みの〝会員料金〟で受入れるもの。
会員数はグリーンパーク大山が約1200名、エマーソンパシフィックグループが計約1万3000名にのぼるという。
相互利用は2月から予定しているが、本格的な始動は4月以降になる見込み。
会員料金、ゴルフツアーの内容は検討中という。
協定期間は7年。
その間、韓国からのゴルフ旅行者へゴルフ場を印象付けるため、ゴルフ場名にエマーソン社のブランドである「ANANTI(アナンティ)」を加え、グリーンパーク大山ANANTIGCとハウス内に掲示するとしている。
同倶楽部は、この提携とは別に今年4月には、韓国の男子プロゴルフツアーの競技開場に決まっている(競技名称及び開催日程など詳細は未定)。
韓国メディアに露出され知名度が上がることから、多くの来場者増に期待を寄せている。
平成13年4月に就航した米子―ソウル便は山陰地方で唯一の国際定期便だが、搭載率不振のため昨年8月にアシアナ航空から鳥取県に運休の伝達があった。
鳥取県は同航空に存続を要求するとともに、米子空港からの利用を条件に、
①団体旅行の経費一部しえんを15名以上から〝8名以上〟に緩和。
②貸切バスの運行経費などの助成。
③新規(更新)でパスポートを取得し、米子―ソウル便を利用した鳥取県在住者に5千円をプレゼント(先着200人、すでに受付終了)――を展開、理陽促進強化に務めている。
=ゴルフ特信 提供=
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