昨年9月に民事再生法の適用を申請した(株)リージェント宮崎カントリークラブは、2月28日に開いた債権者集会で再生計画案が可決し、同日付けで東京地裁から再生計画認可を受けた。
決議結果は、出席債権者(書面投票含む)98.06%が賛成、議決権額に占める賛成額の比率は98.18%で再生法の可決要件を満たした。
再生計画案は、(株)リージェント宮崎CCの全株式を取得した投資ファンド・合同会社エムシーアセット・ワン(東京都港区)をスポンサーにして再建を図る。
弁済条件によると、一般債権者及び退会会員の弁済率は3%で、一般債権者には再生計画決定確定後2ヶ月以内に一括弁済、退会会員には退会申出締切末日から3ヶ月以内に一括弁済。
継続する会員は95%カットで残り5%が新預託金(10年据置き)となる。
=ゴルフ特信 提供=
(株)リージェント宮崎カントリークラブは9月13日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。
たかを観光(株)が母体となり、昭和63年に設立、
しかし
①母体の経営破綻により支援を受けられなくなったこと。
②募集の不振で金融機関からの借入金の返済は滞ったこと。
③預託金償還問題を抱えていたこと―などから今回の申請となった。
預託金償還問題に関しては、平成13年に会員権分割と預託金の据置期間10年延長を行っている。
負債は金融機関からの借入金約90億円と、会員約600名(分割後)の預託金約20億円を含め約110億円で、総債権者数は約720名。
このように、負債が大きいことなどから自主再建は断念し、国内投資ファンドの合同会社エムシーアセット・ワンをスポンサーに無迎え、プレー権の確保を前提に再建する考えだ。
同ファンドは、同CCの価値を高め中長期的に投資回収することを計画しているという。
=ゴルフ特信=
経営会社である(株)リージェント宮崎カントリークラブは、平成19年9月13日に名古屋地裁へ民事再生手続開始を申請し、同日保全命令を受けました。
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