ザ・マスターズ天草コース会員権ニュース

チェリーゴルフグループで同コースの経営会社である（株）ザ・マスターズコーポレーション（現在、再生手続中）は、このほど会員等の債権者に再生計画案を送付した。同計画案によると、自主再建型で一般債権者へは再生債権の14％を再生計画認可決定確定後3ヶ月以内に一括弁済するとしている。一方、会員に関する再生条件は、それぞれ弁済率が異なるなど変化をつけた条件を4種類提示。会員はその中から希望するものを選択できる。退会会員への弁済率は一般債権者と同様の14％だが、継続会員に対する条件は、①プレー権（預託金なし・譲渡可能なプレー会員権）のみを希望する会員には預託金の12％を認可決定確定後6ヶ月以内に一括弁済、②プレー券（預託金なし・譲渡可能なプレー会員権）のみを希望する会員で、預託金の10年分割（平成24年3月31日を第1回弁済予定日とする）を承諾した会員には計16％弁済、③預託金会員を希望する会員の新預託金（10年据置）は現預託金の20％を弁済するとしている。さらに、継続会員には『グループ全コース会員価格でプレー可』『年会費・名義書換料3年間免除』の上、①を選択で1口、②を選択で2口、③を選択で3口のプレー会員権（記名式）を付与するとしている。再生計画案の決議は、12月14日締め切りの書面投票で行なわれる。

帝国データーバンクによると、ザ・マスターズ天草コース（熊本県）の経営会社である（株）マスターズコーポレーションは、平成23年3月22日に熊本地裁へ民事再生手続開始を申請し、同日財産保全命令を受けた。

ジャスダック上場で眼鏡販売の(株)メガネスーパーは、100％子会社でザ・マスターズ天草コースを運営する(株)ザ・マスターズコーポレーションと3月1日付けで簡易合併する。

メガネスーパーは同ゴルフ場の資産を保有・経営し、運営管理及び会員権販売、会員の管理業務を先のゴルフ場運営子会社に業務委託してきた。

今回の吸収合併により、ゴルフ場事業の経営と運営が一本化され、意思の徹底が図られ、効率的な運営が可能になるとしている。

会員の預託金については、募集時と同額の金額を同社に預け入れていることから、「子会社の救済合併ではない」と説明している。

ゴルフ場運営は子会社の平成18年3月期実績は、売上高が4億1100万円で、営業利益は9000万円。

＝ゴルフ特信＝

2004/5/1より値下げ実施
改正前 [正会員] 63万 → 改正後 [正会員] 31.5万
ゴールド会員は63万円