ゴールド札幌カントリークラブ

旧コース名：札幌不二ロイヤルゴルフ倶楽部
新コース名：ゴールド札幌カントリークラブ

(株)サクセスファクトリーグループは、大和証券グループの不二観光開発(株)が経営する札幌不二ロイヤルゴルフ倶楽部を平成17年1月末頃買収した。冬季クローズ明けから「ゴールド札幌カントリークラブ」の名称で営業を行う。また、これに合わせて年間会員の募集を近々にも開始する｡
同ゴルフ場は､昭和48年にパブリック制でオープン。その後、800万円(預託金720万円)、3000万円(同2700万円)等で法人会員(会員権は譲渡不可)を募集し会員制に移行した。

しかし､大和証券グループは事業の再編で売却を決め､約280名在籍していた会員には預託金を全額返還､返還手続きは最終段階になっている｡
一方、ゴルフ場施設を買収したのはサクセスファクトリー・グループの新会社・(株)サクセスパーク札幌(で、3月には同社の管理下となる。売買額は､未公表ながら推定で10～12億円。

ゴルフ場はパブリック制で営業するが、集客面を考慮し2万円程度で年間会員を募集する。募集窓口は当面､不二観光開発の事務所にする予定。

サクセスファクトリーは、東証一部上場の(株)ゴールドクレストを創業した安川秀俊社長の100％出資会社｡今回買収したゴルフ場を含め4コースを傘下に収めており､また2コースを経営し2月1日に民事再生法の適用を申請した東日本不動産(株)のスポンサーにも内定している。

＝ゴルフ特信＝