山岡CC(18ホール)と笹平CC(18ホール)の2ゴルフ場を経営し、昨年12月4日に名古屋地裁へ民事再生法の適用を申請したキクオカ綜業(株)の再生計画に対し、名古屋地裁は9月8日付けで認可決定を出した。
同社の計画案の決議は9月4日締切りの書面投票で行われ、出席債権者数、議決券総額ともに過半数の賛成だった。
事業譲渡型の再生計画案となっており、スポンサーはゲイン・キャピタル(株)(東京都中央区、中山茂代表取締役)。
キクオカ綜業は、ゲイン社が設立予定の山岡ゴルフ(株)に山岡CCの営業等を同様に笹平ゴルフ(株)に笹平CCの営業等を譲渡した後に清算される予定となっている。
譲渡代金は、山岡CCが7億9281万765円(税込み)、笹平CCが3億2302万3020円。
会員に関する再生条件は、退会会員(営業譲渡日から2ヵ月以内に退会の申請が必要)の預託金は99%カットし、残り1%相当を認可決定確定後6ヶ月以内に弁済、継続会員は弁済額が新預託金(10年据置き)となる。
名変については、営業譲渡日から6ヵ月後に開始の予定としている。
=ゴルフ特信 提供=
キクオカ綜業(株)「山岡カントリークラブ(岐阜県)」と「笹平カントリー倶楽部(岐阜県)」(愛知県名古屋市)は、12月4日に名古屋地裁へ民事再生法の適用を申請した。
負債は、債権者約4900名に対し預託金約226億円を含む250億円。