ぎふ美濃ゴルフ倶楽部

平成17年11月1日に関係人集会が開かれ､賛成多数で会社更生計画案を可決､同日岐阜地裁の認可決定を受けた。同計画案の賛否は更生担保権(大垣共立銀行の1行)では100％の賛成､更生債権では72.2％の賛成で可決要件を満たした｡
同社の計画案はスポンサーの資本注入型で､既報通り高圧ガス販売等を行っている協栄興業(株)が減資後の増資株式を引き受け流ことになっている｡会員に関する条件は､預託金の97.5％カット後の2.5％を新預託金とし､据置期間は設けずに預託金返還請求に応じて､随時返還するとしている｡
美濃観光開発(株)は当初､不織布メーカーのサンケミカル(株)の子会社で､会員権の分割等を行って預託金問題の解決を図ろうとしたが､同意しない会員から預託金返還請求(口数で40口)を起こされ､ゴルフ場側敗訴により強制執行されるケースも増えてきて､「会員のプレー権保護と平等性を保つため」法的整理による再建となった
＝ゴルフ特信＝

美濃観光開発(株)は9月26日に岐阜地裁へ会社更生法を申請した。

負債は約189億円。