2005/06/13 マッケンリーH、熊本県の2コース取得
平成16年8月に東京地裁から破産宣告を受けた、旧・緑営グループの東京リゾート(株)は、このほど債権者集会を開き、同社が経営していた鹿北ゴルフ倶楽部(18H、熊本県山鹿市鹿北町)と阿蘇やまなみリゾートホテル&ゴルフ倶楽部(27H、熊本県阿蘇郡産山村)を韓国系企業に譲渡したことを報告した。
管財人の報告によると、裁判所の管轄下で両ゴルフ場を一括で引き継ぐことで入札を行い、(株)Mckely Holdings(マッケンリー・ホールディングス)に譲渡することを決め、平成17年5月27日から同社の経営に移行したことを明らかにした。マッケンリー・ホールディングスは、韓国でオーダーメイドのゴルフクラブを製造・販売しているMckenly International社(MI社)の関係会社。
当然の如く新会社は預託金を引き継がないが、会員のプレー権については、平成17年度分の年会費納入を条件に承継されるとしている。コース名は変更していない。
一方、破産会社からの会員に対する配当は「極めて困難な状況にある」との表現で、ゼロになることを示唆した。両ゴルフ場については、一時期は同じ韓国系の他企業に売却することになったが、白紙になった。
MI社はゴルフクラブの購入者などを会員として組織し、その会員数は約24万人としている。この会員をベースに韓国から両ゴルフ場にツアー客を送り込む考えのようだ。
なお、両ゴルフ場は、会員に対して経営が代わったことをこのほど通知した。この中で、プレー権については承継するとしつつも、会員権の扱いについては「改めて案内する」旨を報告している。
=ゴルフ特信=
2003/08/04 破産宣告をうける
2003/08/04、旧・緑営グループの東京リゾート(株)は、東京地裁から破産宣告を受けた。