HOLE10
PAR4 AG369Y BG367Y
左側に土手がつづき、多少左にいったボールも下まで落ちてくれます。土手が切れるとラフでOBです。 ティ・ショットは高い壇上からの打ちおろしですが、右ドッグレッグ・ホールであるため、左へ打ちたくなり、そのためのトラブルにつかまりやすいと言えるでしょう。 フェアウェーは狭く感じられますが、実際は十分に広くとられています。第1打よりも第2打に重点をおいた戦法をとれば好結果が得られるでしょう。第2打では、左側の傾斜には充分に注意が必要で落ちればOBとなります。A GREEN・グリーンの左側は左傾斜の地形で、この方面への逸脱は危険です。
HOLE11
PAR3 AG170Y BG148Y
ミドルアイアンでピンを狙っていけます。グリーンの右下に落とすとOBとなる危険性が大です。 左奥の御神木を狙って、土手にぶつけグリーンサイトに落とすとよい。
HOLE12
PAR5 AG526Y BG510Y
長大で変化に富んだ地形のロング・ホールで、1打毎にスリルを満喫できるでしょう。 ホール前半はゆるやかなダウンヒルで、打ちおろしぎみの第1打を豪快に飛ばすことができます。右側に土手が沿い、左側は谷で、OBゾーンが迫っておりやや右寄りのねらいが効果的でしょう。 第2打を急角度に低地となる地帯へ打ち込むことになりますが、1本松の右が好位置。左はトラブルを招きやすいでしょう。 グリーンへのアプローチは高い打ち上げとなります。グリーンは大きく作られているので、大きめにアタックしておくと手前にある深いアリソンバンカーが避けられるでしょう。
HOLE13
PAR4 AG407Y BG396Y
右ドッグレッグでグリーンはブラインドになっています。 第1打を右に沿う土手の麓のクロス・バンカーすれすれの線上を通せばベスト・ルートとなるでしょう。 しかし、左側方面も十分に広くとられているので、方向に自信がなければ左からやや遠回りする安全策も捨て難いでしょう。グリーンへの進入路はむしろ左寄りからの方がオープンになっているからです。但し左側のOBゾーンは近いので気をつけましょう。 両グリーン接点にはバンカーのガードがありませんので、短打の人は右土手沿いに打ち出し、第2打でグリーン正面を望む位置にプレースして、ショート・アプローチを決めるのが良策でしょう。
HOLE14
PAR4 AG284Y BG276Y
一見ショート・ホール風の感じを受ける短いパー4ホールで、短打者でもドライブ・エンド・ピッチでアタックできるでしょう。 グリーンまではゆるいダウンヒルであるため、いっそうヤーデージを短く見がちですが、グリーンは前面をバンカーでバリケード式に固めてありますので、それらを縫ってピンを狙わなくてはなりません。 バンカー越しのアプローチはどうしても大きくなり、それを計算に入れたグリーン様式になっていますので、甘く見たアタックは裏をかかれるおそれがあります。 容易に見えるホールほど手堅く攻めるのがプレーの「コツ」と言えるでしょう。
HOLE15
PAR4 AG318Y BG317Y
前ホールに続いて、ヤーデージの短いパー4のホールですので、このあたりがイン・コースでのスコア調整と心得ていいでしょう。 ティ・グラウンド直下は谷ですが、プレー可能です。ただし、小池が伏兵となっています。 右山左谷の地形なのでいくぶん右寄りにルートをとって下さい。 グリーンに向かってダウンヒルのアプローチとなりますが、グリーン自体は、キャリー十分のショットを要求している設計です。ショート・アプローチの正確さで決まる好ホールであるといえるでしょう。
HOLE16
PAR3 AG179Y BG178Y
えぐれた地帯を大きく飛び越して、一気にグリーンへアタックするショートホールです。 距離的にもロング・アイアンからウッドを使わなくてはならないので、安易なパーが望めないだけに14、15の両ホールからの気安さはここで引き締めなくてはなりません。 谷へ流れ込む傾斜は右にも左にもあるので、ここではスライスもフックも深慮する必要があります。 風の強い場合などはあまりきわどい狙いを避けて、両グリーン接点を中心点と見立てたアタックが最もよい効果をもたらすかもしれません。
HOLE17
PAR5 AG528Y BG495Y
当コースの最長ホールであり、第2打以降が正確さを要求されている点で、ロング・ホール中でも最も用心してかからなくてはならないと言えるでしょう。特にそれがラウンドの終末に近いので、ここで崩れては取り返しがきかないことになります。 ティ・ショット・エリアは幅も広く、左山右谷の地形に応じて、1本杉を目標にやや左寄りに打ち出しておけば無難です。 第2打の区域は幅も狭められて、しかもグリーンがブラインドであるため、右へそれるとO・B線にひっかかり、左は高い土手に食われて距離が壊される。方向の決め方が難しいところです。 したがって、第2打も短く打っておいて、ダウンヒルのアプローチに全力をかけるのが手堅い戦法であると言えるでしょう。
HOLE18
PAR4 AG381Y BG349Y
グリーンまでアップヒルでつづくフェァウェーへ、打ちおろしぎみのドライブを試みますが、中央に見える2本松がガイド・ホールの役目をしているので、その左すれすれの狙いが有効でしょう。 グリーン地帯がやや狭小であるせいか、B GREEN・グリーンに重ねて後方へA GREEN・グリーンが作られています。この様式はアプローチの距離を誤り易いので、十分に測定した上で攻めないとつまらないところでストロークを浪費することになります。両グリーン接点のバンカーは要注意です。